野良犬の生活

部活もバイトもやっていない堕医学生の暮らしを記憶するレポート

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平沢進13thアルバム「ホログラムを登る男」発売決定!


 平沢進13作目のオリジナル・アルバムとなる新譜「ホログラムを登る男」の発売が正式に決定された。ファンクラブ会報では、10月に発売予定ということだったが、実際のリリース日は11月18日・・・・って、これ今度のインタラクティブ・ライブの1週間前じゃないっすか!

 公式サイトではすでに今作の特設ページを開設している。ここでは表題曲「ホログラムを登る男」のフルサイズ無料配信と、おそらく初めての試み、全収録曲のダイジェスト紹介が用意されている。
 まずはダイジェストを視聴してみたが、前作「現象の花の秘密」が弦音源主体のアルバムだったのに対し、今回ではそういった弦楽器の奥行きあるシンフォニーに、無感情的な電子音が入り混じっているという、いかにも御大らしい手法が復活を遂げている。太古なのか未来なのか、そしてどこにあるのか分からない世界が、今作の中にも創られている。私はヒラサワ楽曲の、職人的、あるいは徒手的な労働を連想させるようなところが好きなのだが、「MURAMASA」や「鉄切り歌(鉄山を登る男)」などに、件の要素が含まれていそうで嬉しい。鉄はだんだん切れ♪だんだん切れ♪しかしなんというか、全体的にシリアスというか、あまり晴れ晴れとしたところがないような。前作の陰湿な雰囲気を引きずっている感じもする。
 ダイジェストはその部分の歌詞も表示されるが、いつもより言葉遊び的な要素が多い気がしないでもない。一曲目「アディオス」の『罵詈喝采罵詈喝采―』という歌詞は、ちょっと「Astro-Ho! Phase-7」や核P-MODELの「Dμ34=不死」あたりを思い出して、「現象~」や「гипноза [Gipnoza]」を経て出来た曲だなあと感じる。あと気になったのは、「さいわい」という言葉、というか音がやけに目立つ。これは考え過ぎかもしれないが、今作は「幸い」というテーマがあるのかもなどと、ひとり思いを巡らせている。

 そして表題曲「ホログラムを登る男」を通しで聴いてみた。電子音の点滅に始まり、次第に壮大な弦の音色が押し寄せ、そして唐突に御大の歌声が響く。私にとって、この曲はかなりイエスでした。ダイジェストではAメロしか明かされなかったが、全コーラスを聴くと、まず背筋がゾクゾクするような緊張感がある。それでいてなお、存在を肯定されているような安心感や優しさ、どうしようもなく大きいものに立ち向かう覚悟や切なさなど、複数の表情を有っていて、聴く人ごとに全く違った感想を抱きそうである。特にサビの素晴らしさは筆舌に尽くしがたい。歌詞もかなりいい。『一切は牢で生まれた夢』『飛べよなお高く 流刑の憂いに忘れた翼 力得よ無傷のまま』どうしてこうもかっこいい言葉を生み出すことができるのだろう。
 ダイジェストで耳にした印象と、一曲通して聴いた印象はまるで違う。それはその他の楽曲でもそうかもしれない。これでますますアルバムの発売が楽しみになってくる。


平沢進13thアルバム「ホログラムを登る男」特設ページ










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  1. 2015/10/20(火) 09:36:25|
  2. 平沢進
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堕医学生漫録

  一
 「なぜそんなことをしなくちゃならないのか」という問いに、まず「そういうことになっているからだ」という答えが返ってくるものは、伝統とは云わない。

  二
甲「『ドラえもん』で、カメラで撮影したものそっくりのプラモデルを作れる道具があったのを覚えてるか」
乙「ああ、名前は覚えてないけど、あったな。何かのスペシャルで出てきたやつだったっけ」
甲「あれ、ドラえもんとのび太が使ったからまだ微笑ましい感じだったけど、あの時あいつら、しずかちゃんも作ってたんだよな。それで思うに、あれ、実はかなり性的な用途で使えるんじゃないかなって」
乙「ほしい」

  三
 引っ越しはなるべく楽にしたいから、現時点でもう必要のない本や雑誌、夏服などは実家に送った。それで、室がだいぶすっきりと淡白になった。
 日本海の近くに建つ、夏暑く冬寒いボロアパートで一等西日の射しこむこの室に、私は六年間寝起きした。この室は、私を守る要塞であれば、私をひとりぼっちにする牢獄でもあった。ここで春を迎えることはもうない。

  四
 久しく福沢先生の御顔を拝んでいない。だから、美容院に行くこともできない。
 髪を切るだけだったら、樋口先生ひとりと野口先生数人で事足りるが、私は今度髪を染めたいと思っている。そうなると、おそらく福沢先生にお越しいただく必要がありそうだが、先生とはこの間から連絡が通じない。
 気がつけば貧乏暮らしとも長い付き合いになって、貧乏症もすっかり身に馴染んでしまった。働きはじめたら、このような生活から脱却することができるだろうと踏んでいるが、案外働いてからも、私はこのままかもしれない。

  五
甲「嗚呼、嫌だ。俺はもう死のうと思う」
乙「なんでいきなりそんなことを云うんだよ。何か理由でもあるのか」
甲「やかんの中にな、すっかり脱色したゴキブリの死骸が転がってたんだよ・・・・」
乙「成程」










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  1. 2015/10/16(金) 19:00:00|
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堕医学生漫筆

  一
 先日、高校時代の友人が結婚をしたらしい。結婚をしたのが単なる同級生ならどうということもないが、友人となると事は大きくなる。実に目出度いことである。
 このことは、インターネットを通じて知った。個別に連絡を受けたという訳でなく、不特定多数に向けられた共通の小文として、ぽんと投下されていたのである。他の人の「眠い」や「やる気がない」などという他愛もない発言の合間に、その伝言は唐突に現れた。私はそれを目にしたのである。友人の結婚というのは、それはそれは目出度いことであろうと思っていたが、こうも簡易に報告されてしまうと、別にそれほど大したことではないように思えてくる。
 別に大したことではないように思えてくるのだが、しかし今のところ私の内には、自分は一生をかけても結婚することができないような予感が兆しているので、私にはできそうにないことを、友人はやってのけたのだから、それはやはり大したことに違いない。

  二
 蓮根、牛蒡、人参、蒟蒻、鶏肉、パン、牛乳、ヨーグルト。
 最初はリュックサックに詰めていく。入りきらなければ手提げに放って、自転車の前かごに収める。

  三
 二月、三月の旅行について、友人たちと話をし始めている。
 本当なら、ただただ楽しいはずだが、それよりももっと不安な自分が、何をしてもいる。つまり、予算の見積もりを出しても、私はそれに足りるほどのお金を有っていない。貯えというものもないので、このままだと私は旅行に行けないことになる。
 いまの私にとっては、旅先での計画よりも、無心の算段の方がよっぽど致命的である。
 働けばよかったのだ、と云う人がどこかにいる。この六年間でアルバイトでもして、この時に備えておけばよかったのだと、大きく声を張っている。私を諭す為ではなく、ただ打ち負かそうとして挙げている声だ。私はもちろん、その人の云い分は分かる。
 しかし今の私は、働かない日々を過ごして形づくられた自分として生きている。この自分を失くすのは一寸惜しい。

  四
 慣習は道理をも曲げる。
 「仕事をしてくれているんだから、文句は云っちゃいけない」そういうことを云う人と、一緒に働くことがありませんように。

  五
 私がマーケットに出かける時、どこかで鉄橋をくぐる。その上を走る列車があれば、それが線路を鳴らす音を残して向こうに通り過ぎていくまで、暫く立ち止まったままで眺めている。
 先日の旅行で、私はその列車の中にいた。窓の外を見下ろしてみると、私が普段立ち止まっている場所には、誰の姿もない。いつも憧れていた視線の先に、その時の私は立っていたのである。
 いつでも、こんな旅がしたい。










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  1. 2015/10/16(金) 19:00:00|
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秋風のパンキッシュ

 私は今夏の終わりに執筆制限宣言をしたわけだが、それからの日々で、文章を完全に書かなくなるのは、精神的に厳しいものがあるということがよく分かった。自分の言葉に責任は持ちたい。だから、あくまでも執筆制限は今後も続けるつもりだが、その制限をほんの少しだけ緩めて、週に一篇程度あたりで、たまには書いてもいいことにする。心身一如。精神が参ってしまえば身体の方にも不調を来すことになり、それは順に廻って最後は本業への支障に辿りつく。これは避けるべきことであるから、そういう意味でも私は文章を書いていた方が丁度いいと言える。



 学校の卒業試験期間は、案外と日々の時間を持て余して退屈だ。要点を付けば合格できるような試験がほとんどで、そもそも一日中机に向かわなくちゃいけないほど切羽詰まっているものでもない。ならばそういう時間は違う学習に充てるべきなのかもしれない。そのことは知っている。
 臨床実習に取り組んでいた頃は帰りが遅くなることが多く、それに伴って夕げの自炊も疎かになっていた。いまは一転して時間に余裕があるのだから、せめて人並みに毎日の食事は作らなきゃいけないだろうと思って、それを自分自身との取り決めにしている。私は料理をするのは面倒で嫌いだが、生きるためには食わないといけない。そして、料理好きの母親に育てられたせいか、ひとり暮らしでもそれなりのものを作って食べないと、なんだか後ろめたく思ってしまう。
だからこの日も台所に立つ。
 時間はあり余るほどにあるのだから、時間のかかるものを作らないと勿体ない。フライパンで焼いて、はい完成では味気ない。そういう料理を食べたくなる時もあるが、それは今日ではない。
 母親や祖母から教わった料理のレパートリーをあれこれと検索してみると、久しぶりにキッシュでも作ろうかと思いついた。これはある年の帰省中に「カフェごはん」なるものに凝っていた母親から学んだものだった憶えがある。作るのはあまり難しくなく、食卓に気取った雰囲気をもたらし、なおかつきちんとおいしい、そして焼き上がるまでに結構な時間がかかってくれるので、時間を浪費したい自分のような向きには打ってつけである。
 私は、キッシュという料理について知っているのは母親から教わったことばかりで、本場―フランスということでいいだろうか―における標準的な作り方など分からないため、もしかしたら私が思っているキッシュは正式のものとは大きく違った似非キッシュであるかもしれない。調理工程で私は食パンを使うが、これが偽物である可能性を考慮して、今から作ろうとしているものはキッシュではなく「パンキッシュ」と区別して呼ぶ。mihimaru GTでしょうか。

 パンキッシュの材料を列挙するが、食パン4枚、玉ねぎ1、2個、ほうれん草数束(いくらでもいい)、ウインナー1袋、ベーコン1パック、卵3個、牛乳150cc 、粉チーズ大さじ3、塩こしょう・バター適量といったところで、どれもマーケットで簡単に手に入るものばかりである。
具となる玉ねぎほうれん草ウインナーベーコンを切って炒める。卵を溶かして、それに粉チーズと牛乳を投入し塩こしょうで味付けしたものを作っておく。これは生地と呼ぶことができるだろうか。食パンは延べ棒などで平らに伸ばしてから、斜めに半分に切る。対角線に合わせて切るのではなく、少し傾きを急にして、正方形から台形を二つ作るように切るのがポイントである。
 耐熱ガラスの丸い食器にバターを薄く塗ってから、パンを放射状に並べていく。台形の長い方の底辺を食器の縁に合わせるように並べるといい。これがパンキッシュの土台になるわけである。その土台の上に具を均等に敷き詰めて、それに生地を流し入れる。そして、あらかじめ180℃に余熱しておいたオーブンで32分ほど焼き上げるのだ。

 出来上がったものはピザ用のローラーカッターで手頃な大きさに切り分け、お皿に乗せてテーブルへと運ぶ。食卓のお供は、適当にあつらえた野菜のサラダとクノールのカップスープで簡単に済ます
 パンキッシュを食べるのは久しぶりだ。この味を言葉で表現するのは難しい。卵や牛乳の甘みも感じられるが、ウインナー、ベーコン、チーズの動物的な塩気もある。それと同時に、焼けたパン生地の香ばしさや、ほうれん草の薄くほど良い苦みなどもしっかりと主張したりしていて、実にたくさんの味覚や触感が混ざってパンキッシュという料理の味ができている、などと言って誤魔化すしかない。
 窓から部屋に入り込む風が、段々と寒く感じられるようになった。空の高さを見ても、季節はもうすっかり秋である。今や日中も長袖の衣装を着ることがほとんどだ。ふと、テーブルの上の料理に、いま一度目を移してみる。野菜のサラダはともかくとして、パンキッシュとポタージュが相性よさげに並んでいるのを見れば、どうやら我が家の食卓も、夏から秋へと季節が移り変わったようである。










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  1. 2015/10/10(土) 18:34:56|
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只見線莫迦列車 あとがき


只見線莫迦列車

 あとがきなんてのは別に大したものではないから、自分のような作家気取りの素人でも、書いてもいいような気がする。
気まぐれに適当に書いた文章には必要はないが、がんばって書いたものには、なんとなくあとがきを加えたくなってしまう。そして、この只見線莫迦列車は、それなりにがんばって書いたので、あとがきも残しておこうと思った。

 夏の終わりに、私はブログの執筆制限の宣言をしたが、それから一か月も経たない内にこのような長編を書いてしまった。これを見て、一体あの宣言は何だったんだと思う人もいるかもしれない。でも最近は、以前からしたら全くと言っていいほどに書かない生活をしている。題材が浮かんだらその思いつきのまますぐにちゃちゃっと書いていたのも、しなくなった。実際、きちんと制限をしている。
 今や旅行記は私が取り扱う主要なジャンルとなりつつあるが、こういった旅行記は執筆制限の下にいると言えども、その都度書いた方がいいような気がしていた。というよりも最早、書くべきではないかとさえ思える。そして書いてみたところで本業に差し支えは出なかったので、これでよかったのだろう。
 文章を書く習慣を控えていたせいもあるのだろうが、これを書き始めた頃は自分でも愕然とするほどに筆が進まなかった。いちばん初めの章を書くのでさえ、二日三日はかかってしまった。それでもなんとか書き進めていくうちに、自分なりの綴り方を思い出してきて、右肩上がり的に書く速度が上がっていった。

 旅の醍醐味として「たくさんの人との出会い」とか「その土地の人々との交流」云々などと語る人がいるが、おやおやと思う。たしかにそれは旅の魅力の一つであるかもしれないが、私にはそういう考え方はできない。ひとり旅ということで言えば、せっかくひとりで旅をしているのだから、その中でいちばん面白いのは自分ひとりでいる時間に決まっている。私は時おりひとりで旅に出かけるが、その最中に誰かと話したりするのはあまり好まない。だが、その思いとは反面に他人と話す機会は訪れるし、話さなきゃいけない場合も生まれてくる。
 そして、只見線莫迦列車はとにかく人と話す旅だった。必要があってする会話もあったが、特に意味もなく、名も知らぬ人たちと言葉を交わすことが多かった気がする。そのため、この旅行のことを書き残していくと、いつもの旅行記には皆無である会話の場面が目立つし、書いているときもこれらの場面にはとりわけ気を遣った。旅先であったことを何から何まで記録しているわけではないので、作中に書いてある他にも色々な人とのやりとりがあったことを、せめてこのあとがきには付け加えておきたい。

 いずれにせよ、私はこの文章を楽しんで書きました。皆さんにも楽しんで読んでいただけたら嬉しく思います。










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  1. 2015/10/06(火) 08:33:00|
  2. 旅行記
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筆者紹介

シバケン-いかれたNeet-

Author:シバケン-いかれたNeet-
Sex:\(`・ω・´)
Work:堕医学生
Base:新潟死期終焉都市

趣味はお散歩、特技は悪だくみ

筆者結語

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 はじめましての皆さんへ

長い間ありがとうございました

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