野良犬の生活

部活もバイトもやっていない堕医学生の暮らしを記憶するレポート

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津軽 一、巡礼

一生に一度の22才の夏休みということで、いつもとはちょっと違う気構えで生活に臨んでいたのだが、それにもいよいよ終わりが近づいてきた。
振り返ってみると、今年の夏は恩師やかつての戦友に再会することができたりと、
どこか“巡礼”の日日としての意味合いが強くなっていたように感じられる。

・・・と、まあ、今レポートの副題に強引につなげてみようと試みたのだが、
これから記録するように、津軽地方に旅をしてきて、それを基に紀行文を書くのであれば、
その第一章の名前はどうしても「巡礼」でなくてはならないのだ。
この旅の目的を考えても、これは是非例の作品にあやかりたいし、どうかこの程度のパロディは笑って許してほしい。

そんな休暇の一番の目玉、津軽へのひとり旅三連日も、何事もなく、無事に終わらせることができた。
この旅の主な目的は、作家・太宰治の足跡辿りということだったので、これも一種の巡礼と言ってもいいかもしれない。
三日間の旅において、私は様様なものを見、また様様なことを感じた。
自分の記憶の整理ということで、今回のことをレポートとしてまとめていこうと思うが、
内容が膨大にわたることが予想されるので、何部かに分けてまとめていく次第である。

時系列に沿ってまとめるのが自分にとってやり易いので、そのように事を進めるが、
まずは私が津軽に向かうに当たって、交通に用いた方法について説明しておくのがいいと思う。
私は貧乏な学生であるため、旅費にはあまり金をかけていられない。
そのため、私が使用したのは、JR東日本が販売している「北海道&東日本パス」という切符だ。
平たく説明すると、この切符を持っていると北海道・東日本の指定路線の普通自由席が連続する7日間乗り降り自由になるのだ。
青春18切符を一週間使えると思ってくれれば間違いではない。
さて、この切符、値段は一枚10,000YENである。
え、安くね?
連続する7日間使用可能ということなので、先の山形へ向かうときも利用することができる、かつ、今回の津軽への旅にも利用することができる。
即購入余裕でした。

そしてこの切符は、青春18切符同様、別に料金券を購入することで、急行列車に乗ることもできる。
田舎から発ってから津軽に着く時間を考えて、今回私はこのような伝でリゾートしらかみを利用することにした。
リゾートしらかみには三種類の車両編成があるが、私は橅(ぶな)編成に乗車した。
あまりかっこよくない。(←コラっ


CIMG0627.jpg



私の席は、秋田ー五所川原間で、進行方向左側の二列の通路側。
窓際ではないが、一応日本海側の座席を購入したのだが、
秋田駅で乗車してみると、なぜか奇妙なことに進行方向右側の通路側の席になっていたので、
「うわ!騙された!(誰に?)」と思ったものだが、
私は全く知らなかったので驚いたのだが、途中東能代駅で進行方向が逆になる模様だった。
OiOiそしたら乗客の背中側に向かって列車が進むのか?とちょっと疑ったのだが、
なんのことはない。
東能代駅で停車したときに、座席のレバーを操作して、席をそおいっ!と180°回転させればよいのである。
考えてみれば至極当然のことではないか。
この時乗客は、自分が座っていた席のみならず、まだ誰も座っていない空席もせっせと回転させるのである。
ああ、これが日本人という人種なのかなと思わずにはいられなかった。
果たして無事私の座席は日本海側に落ち着いたのだった。

しかし、完全なる窓際ではない。
隣には他の乗客の人もいるため、どうも景色を観るにもやや気まずい。
そんな私のわがままを察してか、運良く私の乗る号車には、乗客ならだれでも利用できる展望スペースー大きな窓があり、景色を一望できる空間があった。
いや、察するも何も、これはもちろん最初からあった仕様なので、思い上がりも甚だしいのだが、これを見つけた私の心境を推し量ってほしい。
これには大変心救われたのだ。
というのも、これはいいぞと、私は乗車時間中ずっとこのスペースに陣取っていたのである。
このスペースは本来乗客たちが譲り合って利用するものなのだが、これまた幸い、私以外にここを積極的に利用しようという乗客は思ったよりもいなく、私はたいして気まずい思いをすることなく、車窓の風景を楽しむことができた。


このリゾートしらかみの旅、あるいは五能線の路線は日本海に出来る限り接近して走ることで有名である。
車窓から見える絶景を楽しみにしている乗客も多くいることだろう。
何を隠そう私もその一人であった。
そしてリゾートしらかみは、特定の名勝地、具体的に言うと、岩舘駅ー大間越駅間・深浦駅ー広戸駅間・千畳敷駅付近、これを走る際は、走る速度をかーなーり落として進む。
これによって私たち旅人は、さらにゆっくりと景色を楽しむことができるという寸法だ。


↓こんな感じ。


CIMG0649.jpg


CIMG0647.jpg


CIMG0666.jpg


白状、かつ言い訳をしてしまうが、私はあまり写真を撮るのは上手くない。ごめんね。
ってことでてへぺろてへぺろ。


日本海の風景を写真入りで紹介しといてなんなのだが、
この車中ではどうしても日本海に注目しがちであるが、八森駅を過ぎたあたりから見える白神山地や、鰺ヶ沢駅付近から姿を現す“津軽富士”こと岩木山もとても見応えがあったことも記しておきたい。

あと、この電車の旅について記憶しておきたいこととしては、ウエスパ椿山駅での出来事があるだろう。
出来事と言っても、内容は実に単純で、ただ「ウエスパ椿山駅の女性観光駅長がかわいかった」という話だ。
どうだ、簡単な話だろう。(エッヘン
先述したとおり、私は展望スペースにいて、彼女をガラス越しに目撃したのだが、
その時周りにいたサラリーマン集団が、かわいいかわいいと騒ぐ。
うん、たしかにかわいらしい。
真顔はそうでもないと思ったが、私たち(含サラリーマン)のようなアホな男共に時折向ける笑顔には、
私も思わずキュンとした。
ところで、胸がときめくときに用いる擬音「キュン」であるが、
これを「キュンキュン」と続けて言うと、なぜか卑猥な印象を受けるのはどうしてだrあ話の続きですねわかりました。

発車際、彼女は私たちにあの笑顔で手を振ってくれた。ヤッター!


~その直後のサラリーマンたちの会話~
A「いい・・・!」
B「かわいいっすねー。」
C「課長!ウチの会社の制服もアレにしましょう!」←www
D(課長?)「いや~、やっぱ黒のニーハイってのがいいな。」
A,B,C「ああ~!!」

こいつらww


さて、こんなリーマン共は放っておいてもいいが、今回、是非放らずに記録しておきたいことがもう一つあった。
もしかしたら、様様な思いを胸に、初めて津軽に行く私だったからこそ、心に残った演出だったのかもしれないが、
鰺ヶ沢駅から私が降りる五所川原駅までの走行中、リゾートしらかみ車内で、津軽三味線の生演奏がされたのだ。
リゾートしらかみの特徴として、このような車内イベントの開催を挙げることもできる。
津軽三味線発祥の地は、私が向かう金木であることを、愛しのことりっぷで知っていたため、
この音楽の演出は私にとってかなり気分が盛り上がるものだった。

この辺りからだんだんと目にする回数が増えてくるりんご畑。
そして、ついに姿を現す津軽富士。
津軽に来た。
その実感をこれでもかと感じずにはいられなかった。


約3時間半の楽しい旅だったが、
ついに列車は今回の降車駅である五所川原駅に到着した。
スムーズかつ華麗にホームに降り立った私は、そのまま一両編成のローカル鉄道に乗り込み、
太宰治の故郷・金木に向かった。





←前章「序編」                                             次章「二、金木」






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では、失敬。

  1. 2013/09/15(日) 22:37:40|
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筆者紹介

シバケン-いかれたNeet-

Author:シバケン-いかれたNeet-
Sex:\(`・ω・´)
Work:堕医学生
Base:新潟死期終焉都市

趣味はお散歩、特技は悪だくみ

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