野良犬の生活

部活もバイトもやっていない堕医学生の暮らしを記憶するレポート

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台風心情絵巻

今日一日、私の心は台風の渦中にあった。
ネット・メディアの忠告通り、朝目覚めた時から、激しい雨の音と強風による轟音が窓の外から聞こえ、
その音だけで屋外の悲惨な状況が思い浮かばれて実に気が滅入った。
私ももう少し若かったら「かっぜっにぃなれええええええええ!!!!!!」と歌って、意気揚揚と外に出て行くかもしれないが、今や実際にこの光景を目の当たりにすると「家に籠っていたいなあ。」という内向きな心持になってしまう。こういう所でも自分の年齢の現状を突きつけられる。
さて、今日はよりによって平日だ。本来なら学校に行かなくてはいけないのだ。
こんな環境の中、学校まで無防備に傘を差してヒイヒイ歩くことの酷さと危険を考えると、なおさら気が滅入る。
だが「台風」と言っても、この位の悪天候は私の生活拠点である新潟無機終焉都市では時折あることで、自身、過去このような天候の中でも学校に向かった経験も何回かある。
しかし、せっかく「台風」という災害名を賜り、しかも話によるとこれは過去にも類を見ないほどの勢力を持つと言われ、全国的にも多くの被害が出ているほどなので、
この現状に便乗して、最近流行りの「命を守る行動」という言を以て、学校を自主休講、平たく言えばサボっても、別に咎められることはなかろうという小さな悪魔が意図せず出現した。
私の中にも天使はいる。
どうやら数秒の間天使と悪魔で論争があったみたいだが、流石に今回の議題では天使に分が悪い。
果たして悪魔の案を採用することに決まった。
一応の天使の顔立てとして、午後は様子をみて登校するという措置が取られることとなったが、実際の強制力は低い。
今現在の私の実習先もあまり出席を強制しない所なのである。
残る実習期間を考えると、なるべく実験に時間を費やすのが吉であろうが、それよりもこの非常事態への対処や、自己防衛を優先すべきと、先生方も納得してくれるだろう。
こんな中、しっかりと学校に行ったクラスメイトもいる。おそらく見知らぬ先輩も、後輩も、教員も。
さらに思索のスケールを広げると、列島全体ではもっと多く、いつものように働きに出た人がいるだろう。嫌嫌学校に行った人もいるだろう。
最も、ほとんどの学校は休校の措置が取られたことが予想される。
実際危険な状態なのだ。この措置は妥当である。
だが大学ではこのような措置が取られることはおそらくない。たぶん議論にも挙がらない。
大学というのは、とかく規模が大きいだけであるため、連絡することが面倒臭くなるのだろう。
授業計画もぎしぎしに詰め込まれている。たった一日の計画を変化させるほどの柔軟さはそこにはない。
大抵の大規模な組織は、何かあってから対処をする。何かが壊れて初めて、やるべき“だった”ことを考える。
「対処」とすら言えないお粗末さである。これでこの組織の上位層にいて幅を利かせている人物は、知識人めいた人間なのだから挨拶の仕様がない。

ところで「自然と共存」という文脈、こういったジャンルのお話しで必ずと言っていい程「めでたし めでたし」的に結びに使われる一節だが、これほど身の程を知らぬ言葉はない。
実際、今日一日見ても「自然と共存」など出来るわけがない。
本当に自然と共存したいなら、仕事を休んで一日家に籠るのが正解である。
その日その日の自然状態に合わせて、自分の振舞を変化させるのが人間が出来る本当の自然との共存と言える。
だが実際にそんな振舞は許されない。
私達が実際に出来る事と言ったら、社会という枠組みの中で、自然の脅威にささやかに抗うこと位だ。
そろそろ気づくべきなのは、私達は「自然の中で存在している」ということである。
技術と映像と虚偽は、この真実を隠す。

午後になると、風は依然として強かったが、その勢力は数時間前程ではなかったので、結局学校に行った。
強い風の中、顔をしかめてせっせと歩く私もまた自然の中のちっぽけな一要素だった。





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筆者紹介

シバケン-いかれたNeet-

Author:シバケン-いかれたNeet-
Sex:\(`・ω・´)
Work:堕医学生
Base:新潟死期終焉都市

趣味はお散歩、特技は悪だくみ

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