野良犬の生活

部活もバイトもやっていない堕医学生の暮らしを記憶するレポート

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

看板の気持ちになるですよ

今日の日中は社会の底辺労働だった。
Neetを自称しているが、私は実際には不定期に日雇い労働で活動費を細細と稼いでいる。
私がNeetを自称するのは、あまりにクラスメイト達が私のことを「Neet」「Neet」と言うからなのである。
今時の大学生言語で言う所の「煽り耐性」の一種である。
簡単に「開き直り」と言ってもいい。

今日の労働の内容は、新潟無機終焉都市のとあるライブハウスでの看板持ちであった。
看板持ちは楽な仕事ランキングでも上位に食い込む職種である。
肉体労働を苦手とする私には持って来いの仕事なのだ。
「おいおい、お前身体鍛えてる癖に肉体労働が苦手なのかよ~ww」と思ったキミ、
キミは私が肉体労働のために身体を鍛えるなんていう実に風変りで奇天烈なことに結構な時間を割いていると、本気で考えているのか?

さて、いざ現場に着いてみると、看板持ちというよりは完全にチラシ配りの業務に従事することに。
このライブハウスには駐車場が無いので、観客が、周辺にある大型書店の駐車場に駐車してライブに繰り出すことのないように、大型書店の駐車場の駐車券発券機の傍らに立ち、車が入場する都度、お客さんに注意喚起の案内を配るのだ。
当初の「看板持ち」という職名の響きからは、交替で休憩しながら、ずっと椅子に座ってボーっとするような光景がイメージされるが、いざ蓋を開けてみると、11:30-18:30の7時間ぶっ続けで、秋と冬の間のような気温の中、立ちっぱなし、働きっぱなし、昼食を摂る暇もなし、という状況になってしまっていた。
働きっぱなしとは言ったが、実際に車はそれほど来ないので、労働時間のほとんどを待機に費やしていたのだが。

しかし、このチラシを受け取るお客の様子が人毎にそれぞれ変わっていたのが興味深かった。
気さくに受け取る人、状況が飲み込めずキョトン顔で受け取る人、「はいはいそれもらえばいいんでしょ」みたいに受け取る人と、その様相は毎回毎回違っていくのである。
中には私のきわめて善良風な声掛けを完全に無視する、人のような形の、車を運転できる有機的なゴミもいて、私はその際には、冷淡に走り去る車の背中に単純で子供じみた呪詛の言葉を半無意識に、割とはっきりと声に出してしまうので、これは直した方がいい悪癖だ。
それにしても、人が懸命に話しかけているのにそれに応えない神経はどうやったら形成出来るのだろう。
性根が腐っている・・・いや、「腐っている」と言ってしまうと、まるで一度は正常だった期間があるみたいなニュアンスが出てしまうので、ここは「性根が出来損なっている」と表現するのが適している。
性根の畸形。

特に日頃の行いが悪いという憶えはないのに、こんな仕打ちを何度か受けるので、労働中に度度心が折れそうになって全てを投げ出し、すぐそこにある大型書店の文庫本コーナーにて「えーっと…あ♪あったあった、横溝正史☆」と洒落込みたい衝動に駆られたが、
ある車の後部座席に乗っていた小さな子供が私に手を振ってくれて、それが大きな慰みになった。
しかし驚いた。最近になって自分は急速に世間との距離を詰めていると思ってはいたが、まさかこのように幼児と心の交流をすることになるとはてんで考えてなかった。
私は小さい子供の扱いには全くの不得手である上、そもそも子供が寄り付かない顔面に生まれ育ったので、まさかこのような機会を賜るとは予想だにしなかったのである。


気が滅入るような長丁場の待機労働だったが、これにピリオドを打たれた瞬間の爽快さといったら!
労働そのものはその種類がなんであれ、大体は退屈であるが、それから解放された瞬間は何度味わっても気持ちいいものだ。
でもまあ、この爽快感も、一か月にせいぜい2、3度体感できればいいや。
一週間に5回とかはマジ勘弁。


振り返ると、長いようで短い一日だった・・・というすっかり使い古されてもう苔すら生えない表現で結べば一般的で尤もらしいが、本心ではない。
実感としては、今日は“とても長くて何もなかった一日”だった。






にほんぶろぐ村医大生ランキングに参加中(赤面)

にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へ

この部屋からトータルへ。私たちとつながってください。
  1. 2013/10/19(土) 20:16:53|
  2. 日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<野良犬ばんえつ物語 | ホーム | 150番目のレポート ー 拝啓、オーキド博士>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://shibakeneet.blog.fc2.com/tb.php/168-25ebc73a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

筆者紹介

シバケン-いかれたNeet-

Author:シバケン-いかれたNeet-
Sex:\(`・ω・´)
Work:堕医学生
Base:新潟死期終焉都市

趣味はお散歩、特技は悪だくみ

筆者結語

日常系赤面ブログ「野良犬の生活」を応援していただきありがとうございました

「野良犬の生活」の物語

 はじめましての皆さんへ

長い間ありがとうございました

レポート検索

最新レポート一覧

アーカイブ

2016 04 【1】
2016 03 【4】
2016 02 【4】
2016 01 【5】
2015 12 【12】
2015 11 【10】
2015 10 【14】
2015 09 【8】
2015 08 【15】
2015 07 【14】
2015 06 【11】
2015 05 【17】
2015 04 【12】
2015 03 【12】
2015 02 【9】
2015 01 【9】
2014 12 【8】
2014 11 【13】
2014 10 【22】
2014 09 【18】
2014 08 【2】
2014 07 【14】
2014 06 【13】
2014 05 【13】
2014 04 【22】
2014 03 【17】
2014 02 【28】
2014 01 【29】
2013 12 【28】
2013 11 【28】
2013 10 【29】
2013 09 【22】
2013 08 【20】
2013 07 【30】
2013 06 【18】
2013 05 【15】
2013 04 【19】
2013 03 【3】
2013 02 【6】

カテゴリ

コメント

トラックバック

メッセージ

質問・要望どんとこいです!

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。