野良犬の生活

部活もバイトもやっていない堕医学生の暮らしを記憶するレポート

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こんなにもアイツのことを真剣に考える日々はもうないかもしれない

ヤツメウナギのことをな!!!(出オチ)

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9月中旬から取り組んでいた医学研究実習も、明日の報告会をもって終了となる。
いやはや振り返ってみると、時間は本当に早く過ぎていくものである。
報告会自体はそれほどかっちりとしたものではなく、各班1時間程度、さらにワークショップ形式の発表なので、
これに関してはあまり気負うものがない。
むしろこの実習が終わって、次に始まる臨床実習入門という比較的ガチな長期イベントがもう来週に控えていることを思って絶望に堕ちることの方が多い。

まあ来週のことはまた後で絶望するとして、このレポートで言いたいことは、
明日の報告会で用いる発表用ポスターがやっとこさ完成したということである。
約2か月の実習期間のうち、完成までに約2日を要した超大作()だ。
正直どうなるかと心配していたのだが、前日になんとかそれらしい形にすることができてよかった。
約2日の作成時間は、よくよく考えればまだ短い方で、まるでサクサクと順調に仕上げていったように思えるかもしれないが、実際はそうではない。
確かに文章打ち込み(コンピュータで作成する)とか画像貼り付けにはたいした時間はかからないが、
ポスターに書く内容自体を考えるのに多くの時間を割いたのだ。
それはまさに苦悩の時間。
この間に、追い詰められた人間は笑顔を忘れるのだということがわかった。

私達(私と小さいメガネの連名で発表する)は実習でヒト・マウス・ヤツメウナギの解剖を行ったのだが、
そのうち私達の苦悩のタネとなったのは、主にヤツメウナギである。
「ヒト・マウス・ヤツメウナギ」と書き並べて、ひとつだけ明らかに浮いているヤツメウナギは、
最古の脊椎動物ということと、それらを使った研究をしている人が少ないということもあって、
例えば解剖をして色色な神経をキレイに出したとしても、
それらがどの神経なのだか全く分からない上に、そもそもこの問題解決の参考にすべき資料がないのである。
だから、作業としてはきちんとやることはやっても、自分が見つけたものが何なのか分からず、ずっと悶悶とすることになるのである。
だからポスター作成までの2日間は四六時中学校でも自宅でも、ヤツメウナギ、よりによってヤツメウナギのことを考えていて、今では私はこいつの頭部はそらで描けるようになった位である。
よりによってこいつら。よりによって。

300px-Diversas_lampreas_1_-_Aquarium_Finisterrae.jpg


そう、それはまさに苦悩の時間。

苦悩がエスカレートして、この実習における自分の存在意義について考えたりもしたのだが、
幸い担当教官が妥協案を示してくれ、無事(?)神経に名前をつけることはできたのである。
しかし、その後の考察がまた辛かった。
この段階でもやはりヤツメウナギ、参考図書の類が全く探せない。
それでもよさそうな論文もあるのだが、ヤツメウナギ研究は超マイナーな分野であり、有用な論文が少ないし、
こいつらについての見解は、研究者ごとにバラバラなのである。
ヤツメウナギはひとつの宇宙と言ってもいい。それほど掴みどころのない動物なのだ。
だからもう言ったもん勝ちみたいな風潮があったし、というか、もはや何言ってもいいみたいな風潮すら見える。
だから考察は力技で押し切った。
「みんなこんな感じなんでしょ。」という魔法の言葉を唱えて押し切った。
というわけで、こんな顛末で出来上がったポスターなので、形としては実にそれっぽいのだが、中身は全くの“粗”という結末になった。
あらを探せばいくらでも見つかる、という仕上がりなのだ。

果たして明日の報告会、無事に乗りきれるだろうか。
このレポートを書きながら、結局気負ってしまう著者なのであった。





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シバケン-いかれたNeet-

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趣味はお散歩、特技は悪だくみ

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