野良犬の生活

部活もバイトもやっていない堕医学生の暮らしを記憶するレポート

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250番目のレポートーつげ義春を旅したい

このレポートがブログ開設から数えて250番目のレポートになるみたいだ。
これまで50区切りで、いつもの日常記とは少し趣の違った赤面レポートを提出してきているのだが、
前回の「200番目のレポート」からこの250番目までの50レポート分のインターバルが、これまでのよりも短くなっているような気がする。
ほぼ毎日新しいレポートを提出するペースで活動をしているので、このような結果になるのは、ある種自然なことなのだが、そろそろ区切りレポートのネタも尽きてきたので、これについては少し悩みどころである。



私は旅が好きである。
専ら地方の寺社仏閣や洋館を巡る旅を好み、一方で食べ歩きやショッピングを念頭に置いた観光にはあまり興味がない。
少し前は海外旅行にも心魅かれるものがあったが、今では完全に国内専門に落ち着いた。
それと、旅に出掛けるなら、できればひとりがいい。
友人とする旅行も楽しいが、肝心の場所にはひとりで向かい、静かに物思いに浸りたいのだ。
気取っていていけ好かない印象を持たれるかもしれないが、なんとなくひとりでやらなきゃ嘘のように思うのだ。
このような伝で、これまでもひとりで色色な場所を訪れたが、行ってみたいところ、次なる旅の目的地の候補はまだまだ尽きることはない。


挙げればキリのない旅の候補地の中で、現在筆者がとりわけ興味を引かれている土地がある。

群馬県・湯宿温泉

どうして私が、この世間に全く知られていないような温泉地に心を魅かれているのか、
それを説明するとしたら、まずは漫画家のつげ義春先生について触れなくてはいけないだろう。

つげ義春先生は1960-70年代にかけて「ガロ」で活躍した漫画家である。





つげ先生の名前は、私の好きなバンド・たま(上動画)が曲づくりにつげ先生の作品の影響を受けたというエピソードから知っていたが、
今年に入ってから、暗示的なものを伴ってつげ先生の名が私の生活に登場するようになり、
おやおやと思った私は、ついにつげ作品を手に取り、作品の場末的な世界観に見事にドはまりしてしまったのである。
つげ先生の作品は、名作「ねじ式」などのような「夢もの」が有名だが、それともうひとつ「旅もの」という大きな括りがある。
つげ先生自身旅好きで、日本各地の、大きな観光地ではなく、時代に取り残されたような侘しい温泉街や鄙びた農村を訪れるのを好んでいる。
その場末的な旅の影響が見られるのが「旅もの」なのである。

さて、ここで湯宿温泉だが、ここは「夢もの」と「旅もの」をいいとこ取りしたような作品「ゲンセンカン主人」の舞台の温泉街のモデルとなった場所である。
「ゲンセンカン」というのは、作中に登場する宿の名前で、これは湯宿温泉の大滝屋旅館がモデルとなっているそうだ。
ちなみに、私はこの「ゲンセンカン主人」がとりわけ気に入っており、作中の有名な1コマ(下図)をtwitterfacebookの個人ページのアイコンとして使用させてもらっている。(2014.02.02現在)

け_1_~1

twitter「それ行け!Shibaken」
facebook「野良犬の生活」
facebook個人ページ「Shiba Ken(野良犬の生活)」


もちろんつげ先生もこの温泉街を訪れており、その様子を描いたイラスト(下図)、そして旅行記もしたためている。

cf9a50bb.jpg


記録によると、泊まった部屋は傾き、襖越しに老婆のお経が聞こえ、他の宿泊客も老人ばかりで、
そんな中自分自身が人生の落ちこぼれ、敗残者のように感じ、しかし、それが自分に似合っているようで切ない気持ちになったのだという。
この時、さびれた宿場町の風情に孤独の境地を感じ、つげ作品を読む上で欠かせないキーワードである「世捨て」の願望を抱くようになったのだとか。


つげ先生の話はこの辺までにしておくが、つまり私はこのつげ作品の趣深い世界を旅してみたくなったのである。
あの日本の時代の残骸とでも言うべき寂れた宿場町を訪れてみたいと思ったのだ。

とは言うものの、当時と現在では、文字通り時代が違う。
大滝屋旅館は近代的に改装されたみたいだし、当時の風情を味わうのは難しそうだという。
しかし、石畳の道は今も残されているそうで、夜にこの道を歩けば漫画の世界に踏み込んだような体験ができるらしい。

湯宿温泉は新潟無機終焉都市からは新幹線とバスを乗り継げば案外簡単に行けるみたいである。
これくらいの距離だったら、土日の二日間さえあれば事足りるので、近近、旅費が用意できたらすぐにでも行くつもりである。


今後、私が湯宿温泉への旅行記を提出した時には、ああ、あいつやりやがったな、と、
無邪気に憧れを追う子供を見るような温かい目で見守ってほしい。



それでは、この250番目のレポート以降も「野良犬の生活」にお付き合いを願いたい。










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  1. 2014/02/02(日) 15:27:25|
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筆者紹介

シバケン-いかれたNeet-

Author:シバケン-いかれたNeet-
Sex:\(`・ω・´)
Work:堕医学生
Base:新潟死期終焉都市

趣味はお散歩、特技は悪だくみ

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