野良犬の生活

部活もバイトもやっていない堕医学生の暮らしを記憶するレポート

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松本の二泊三日~ちゃんとしたバーのカクテルは高い

 九月の三連休は、友人たちに誘われて長野県松本市に二泊の旅行にでかけた。今回の宿は、松本出身の友人の厚意で、彼の実家に泊めていただけることになっていたが、大学の友人のご両親にお会いする機会などこれまで一度もなかったし、しかもいきなり実家に転がり込むなんて・・・・。これは妙な緊張感があった。だが、幸いにご両親は優しくて、親切に私たちを歓迎してくれて、すぐに安心する心持を覚えた。
 新潟無機終焉都市から松本へは高速道路で向かう。午後から発ち、途中姨捨のサービスエリアで善光寺平の絶景やあんずソフトクリームを楽しみながら、約四時間の旅路を経て、松本に着いたのは午後六時頃のこと。その日の夜は、なんと私たちに松本のお店でおもてなししてくれるのだという。泊めていただけるだけでも十分なのに、ご馳走までしていただけるなんて、感謝のしようがない。明治時代創業で、かつては料亭だったという伝統の年輪感じるお店で、信州のさくら肉料理に舌鼓を打つ。馬刺しにさくら鍋にさくらステーキと、頼んだ料理はどれもこれも美味しくて、箸が止まりそうにない。そこでの小宴会で、友人のご両親と少し打ち解けたかな?と思えるくらいには、最初の緊張が消えてくれたような気がする。今回松本を訪れた私と、あとひとりの友人のことを「真面目そうな人」と評価してくれたが、もう一人の方はそれで正解だが、私に関しては完全に真面目そうなのは見かけだけなので、それは外れですよ!と言わざるを得ない。ただの偏屈者ですよ、私は。
 街でご両親と別れ、私たちは夜の松本の街を少し歩いてから帰ることに。松本市は今年の春にざっと見て回っているが、夜は浅間温泉に投宿したので、日が落ちてからの市街地は見られなかった。白い蔵造りの建物が並ぶ中町通りは、バーが結構あるのだと気づいた。日中は白いなまこ壁が鮮やかだったが、夜間の街灯に照らされている感じも、またいい。そこから女鳥羽川を渡り、大通りに復帰するように伸びる川沿いの小道を行けば、そこは縄手通りである。昼間は歩行者天国となっているが、流石に夜は車も走る。中町と同様、ここにも夜のお店があったんだな。夜の川沿いの道というのは、涼しげで気持ちがいい。
 そして、当地のシンボル・松本城と夜の対面を果たす。公園は暗く、ひっそりと静まりかえっているが、その中に白い照明を浴びて浮かび上がる黒鉄の名城・松本城。硬派で威厳のあるお城が、幻想的な雰囲気を帯びて建っていた。全く、エラいなあと思い、脱帽感服の気持ちであった。
 友人宅に帰宅してから、お風呂をいただき、友人兄弟の子供部屋で寝る。友人の家でお泊まり会的な、パジャマパーティー的なことをするのは・・・・、人生通じて初めての経験だ。初体験だ。友人の足跡を見るようで、なんとも不思議な気分であった。翌朝は、お母さん手作りの朝食をご馳走になる。旬になり始めたというキノコのご飯をメインに、本当においしいご飯でした。ありがとうございました。予定の都合で朝が結構早かったので、少しご迷惑をおかけしたのではないかと、申し訳ない気持ちだった。

(空白)

 新潟無機終焉都市から遅れてやってきた友人と合流し、自分たちで夕食を済ませて帰宅して程なく、再び出かけることになった。松本の夜景と、自慢の温泉とを求めに行った。友人の母校のすぐそばを通り過ぎ、小さな山の上の城山公園に車で向かう。春には桜が咲き誇るのだという。きっと友人は学生時代に、こういうところでガールフレンドとデートしていたんだろうなと思うと、無性に腹立たしい。さて、野郎四人で夜の公園内の展望台を、頂上にカポーがいるかもしれないから、わざと足音大きく上っていくと、そこに広がるのは、松本の美しい夜景。全くの盲点であり、これほど松本が素晴らしい夜景を持っているなんて考えていなかった。お城も小さくだが見え、まるで今と昔が調和して成る街の輝きを一望しているようであった。松本は城があり温泉があり美食があり、そして夜景もある。街としての総合力がかなり高い。美しい夜景に風情なく興奮した私たち野郎一行は、野太い声ですげえ!すげえ!を連呼して、案の定頂上にいたカポーは、程なく下りて行ってしまった。帰りに美ヶ原温泉に寄って、夜遅くでもやっていた施設で入浴をする。温泉に浸かり一日を振り返り、自分が松本を満喫できていることを改めて確認した。
 帰宅してすぐ、こんどは夜のお店に繰り出す。夜遊びぎみなお客でごめんなさい・・・・。お店は松本の友人に一任したが、どこか適当な居酒屋なんかに連れてってくれるのかなと思っていたら、蔵を利用した重厚感ある格式高いバーに入ったので、『うわ!着る服間違えた!」とすかさず感じた。この時の私は半袖Tシャツに半ズボンだったのだ。松本は本格的なバーが多いと、私の偉大な小耳に挟んでいた。オレンジ色の照明でぼかされた店内は、お客を特別な夜の雰囲気に包みこむよう。行きつけにするならこういうお店がいい。実際落ち着く雰囲気だが、問題は服装と財布の中身である。メニュウが置いていないので、何を頼めばいいのか決めかねるが、そういう時はバーテンダーさんに聞けばいいのだと学んだ。まずは志賀高原のビイルを飲むが、これを飲んでいる途中で、私が時々苦しむ、食道のあたりが締め付けられるような発作が起きた。よりによってこんな時に・・・・。少しお手洗いに失敬したり、おとなしくじっとしていれば治まるのだが、これ、何なんだろう。いつか調べてみよう。さて、ビイルを飲み干した後は、せっかくだからカクテル、特に信州のフルーツを使ったものを味わいたいと、バーテンさんに尋ねていろいろな種類がある中で、私は川中島の桃とブランデーのカクテル(名前は失念)を頼んだ。この時、まだ発作に苦しんでいて十分に飲めなかったが、しばらくして回復してやっと本腰を入れて飲んでみる。美味しい!なんともスウィートな味である。私たちはビイルとそれぞれのカクテルの二杯ずつでお会計に臨んだが、ちらと伝票を見てみると、予想以上に高くついていて、戦慄した。特にカクテル類が高く、私が飲んだものは千円を超す・・・・。これが本当のお酒の世界なのだろうが、貧乏学生でセコい私にはとてもショッキングな出来事だった。この一夜で、大切なことを学んだ。「ちゃんとしたバーのカクテルは高い」のだと。
 帰り路は昨夜に引き続き、お城を通って行く。松本城はエラい。帰宅してからは大したことはせず、明日に備えて就寝する。翌朝もお母さんの手作りの朝ご飯をいただく。旅行中にいろいろと美味しいものを食べたが、もしかすると家庭料理がいちばんおいしい料理のジャンルじゃないかなと思い始めるようになった。
 三連休最終日の午前は、松本を初めて訪れる友人もいたことから、松本城に上った。連休効果なのか、朝早いというのにすでに多くの観光客が集まって、入場制限なんかもされている。私たちも入口前のテントで待たされたが、管理が甘く、後ろからやってきた人がそのベンチの意味に気づかずに、待っている私たちに目もくれず、入場制限を行っている天守閣に入って行った。これについて不満を漏らす観光者もいて、少し残念な気持ちであった。松本城内は当時の面影をできる限り残しているのだろう、無粋なエレベーターなどはなく、急で狭い階段を上ることになり、好感が持てる。城内はいい感じの撮影スポットがたくさんあり、私たちはいい年してはしゃいでスナップをする。あんなにはしゃいでいるのは私たちくらいなものであった。

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 早くも松本を出る段に至った。三日間感謝しきれないほどにお世話になりっぱなしだった、ご両親に挨拶をして出発する。復路は一つの自動車に乗り合いで来たが、帰りは後で合流した友人の車もあるので、私がそちらに乗る。車内では基本的に音楽の話をする。私はあまりメジャーでない曲を聴くのだが、それらについての話が安心してできるのはその友人を相手にしている時くらいだろう。だって、普段の生活で絶対言えないじゃん、ヒカシューなんて。二人が共通してファンである銀杏BOYZの話になったので、「光のなかに立っていてね」を流したら、友人が運転しながら涙を流し始めたので驚いた。小布施サービスエリアで栗ご飯を買い、また途中の米山サービスエリアで休憩を取った時は、日本海の夕焼けと、一枚の絵画のように広がる雲に出会い、旅の締めくくりにふさわしい時間が流れた。友人たちとの楽しい旅行で、これからも頑張り続けるための滋養が蓄えられたように感じた。


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筆者紹介

シバケン-いかれたNeet-

Author:シバケン-いかれたNeet-
Sex:\(`・ω・´)
Work:堕医学生
Base:新潟死期終焉都市

趣味はお散歩、特技は悪だくみ

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