野良犬の生活

部活もバイトもやっていない堕医学生の暮らしを記憶するレポート

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400番目のレポート―「ドラえもん のび太と夢幻三剣士」

 このレポート(赤面)が、ブログ(赤面)を開設してから数えて400番目のレポート(赤面)となるようだ。これまで毎回キリ番レポート(赤面)は、いつもの日記や趣味の話とは趣を異にした内容にしてきたが、今さらになって、こんな面倒なシステムにしてしまったことを、かなり後悔している。日記や趣味話じゃないレポート(赤面)なんて、別にキリ番の時じゃなくても書いてるし、ここまできて、この習慣の存在意義がだいぶ弱まりつつあるような気がしないでもない。




 突然だが、私は学校のクラスメイトと、「ドラえもん会」なる会合を、定期的に開いている。これは一時期、「○○飲み」と称して、とあるテーマにあやかって集められた面々で飲み会を催すのが、にわかに盛り上がりを見せた時に、珍しく私も便乗して、ドラえもん好きの一友人と主催したのが最初で、それからなんだかんだで今まで続いているのである。会の内容は、ドラえもんの劇場作品―もちろんドラえもんが大山のぶ代だった頃の作品―を見ながら適当に酒を飲み、スナック類をつまんだり、時期によっては鍋を囲んだりする、という、何のひねりもないものである。
 先日、そのドラえもん会の第四回目が、我が家を会場に開かれた。毎回、レンタルビデオ店から、劇場版を二作借りて上映するのだが、今回は「のび太の宇宙小戦争」と「のび太と夢幻三剣士」の二本立てであった。
 最初に見た「宇宙小戦争」では、作中に散りばめられるツッコミどころに各自思い思いツッコミを入れていき(いつもこんな感じ。ちょっとしたコメンタリーである)、しずかちゃんのミルク風呂のシーンでは、まだ世間が子供たちのリビドーに寛大であった古き良き時代にしみじみと思いを馳せたり、終盤になってディスクの調子が悪くなり、クライマックスシーンがことごとく飛ばされて一気にエンディングというありえない状況に「「「こwれwはwひwどwいww」」」となって、一切の感慨も余韻もなく終わった。
 そして次に観たのが、件の「夢幻三剣士」である。知っている人はピンとくるかと思うが、この作品は全シリーズの中でも屈指の異色作であり、ファンの間でもいろいろな憶測が飛び交っている一篇なのだ。私たちも観終わった時に、しばらく何とも言えない雰囲気になり、いざ口を開けてみると、いつものようなバカ話もほどほどに、作中の演出・描写について考察をするという、この会には珍しく、まるでマジメな場になった。ついにスマートホンでこの作品について調べ始める輩も現れ、結果、やはりこの作品を不可解に感じた人は我々の他にもいたことを知り、考察をしているブログもちらほらと見つかった。ん、ブログ・・・・?
 そう、私もブロガー(赤面)の端くれである。そして、自分でも意識しないうちに、これら考察記事を意識していたみたいである。“無意識の意識”というやつだ(←造語)。小議論も適当に切り上げ、さあ宴もたけなわ、お開きにしましょうとなった時に、ふと『オレもレポート(赤面)書いてみっかな・・・・。』と思わず口にしてしまった。本当に思わず。果たして、友人に促されるままにこのレポート(赤面)を書いているというわけです。口は災いの元。

 にしても、だ。今回は、題材があまりにもムズかしすぎる。「ドラえもん のび太と夢幻三剣士」は、色々な頭のいいブロガーさんが取り上げ、考察し、そして今なおファンの困惑のタネになっている一本だ。それを、赤面ブロガーであり、かつ決してインテリでもない私がほいほいと考察をしてみたところで、自他共に、得となることはまずないだろうし、第一、その考察ブログに書いてあることみたいになるという結末が、容易に想像できるではないか。それに、実はこのブログ(赤面)は「アット・ホーム」を売りにしているので、『とあるキッズ・アニメを観て真剣に考察した』などという七面倒臭い話題は、あまりにもブログ(赤面)のカラーに馴染まない。という考えから、私はこの作品については考察などという煩いことはしないで、久しぶりにこの映画を観た感想を、マイペース・マイライフの精神で綴っていくのである。「逃げた」のではない、「戦略的撤退」である。だって難しいんだよ!許してよ!




 


 さて、この「ドラえもん のび太と夢幻三剣士」は、ドラえもん映画化15周年記念作品で、夢の世界を舞台とした大長編である。
 今回、鍵となるひみつ道具は「気ままに夢みる機」。カセットを入れて自分の好きな夢を見ることができる道具だ。『これ絶対アダルト作品(カセット)あるよね!』と思ってしまうのは、私がもはや汚い大人に成り果ててしまったためであろうか。「夢幻三剣士」とは、そのカセットの一つなのだが、他のタイトルと違って、その夢の中でもう一つの現実なんかができちゃっており、登場人物の行動で状況が変わるようになっている。そして恐ろしいことに、その夢は現実世界にも干渉してくるので、例えば夢の中で歩き回った疲労が、現実世界にも受け継がれるようなことになるのだ。コレ、絶対健康によくないよね・・・・。のび太の勝手で何も知らされずに、その夢の中に連れ込まれたしずかちゃんの翌日の様子はかなり疲弊しているように見え、やっぱりこれ続けたら絶対頭オカしくなっちゃうよ!と思ってしまう。
 なお、冒頭からこの道具を使って夢を見ているのび太に至っては完全に頭がイカれており、現実世界で仲間たちに会う度に「キミは夢の中では云々・・・・。」と、本気で言っているのである。のび太はもともと夢見がちなところはあったが、でも流石にここまではいかなかったと思うのだが、どうだろう・・・・。とにかく、のび太がこのような発言しているのを観ていると、心が痛み、そして少し恐怖する。
 だが、これはまだカワイイ方(?)で、作中において、よく考えてみると結構ヤバいことを何回かやっちゃってる。「気ままに夢みる機」の機能で、ジャイアン、スネ夫の夢を覗き見したり、しずかちゃんに至ってはまだ寝ていなかったので、結果、ただの盗撮をしていたりと、ちょっと普段の生活では控えたいようなことを仕出かしているのだ。
 また、「夢幻三剣士」の世界にどっぷり浸かるためかどうか分からないが、ドラえもんが、再び「気ままに夢みる機」の機能で、現実の世界と夢の世界を入れ替えるという何とも凄まじい行動に踏み切るのだ。このシーンは、なんだか背筋が薄ら寒くなった。『マジで!?』って思った。この時、夢の世界で見る夢が“本当の現実”になる。だが、後になってのび太のママが「気ままに夢みる機」を操作して、現実と夢は元通りになるのだが、観る者としては(私だけかもしれないが)、時々、『あれ?いまどうなってるんだっけ?どっちがどっち?』と少し分からなくなることも。
 「夢」という題材もそうだし、現実と夢がごっちゃになったり、お互いに干渉し合う劇中世界は、「千年女優」や「パプリカ」などの今敏監督作品に少し通じるものがあり、どこか「ドラえもん」の皮をかぶったサイコホラー作品のように思えるところもあるが、これは流石に言い過ぎだろうか。
 だが、こういう不可解、というか不気味なところを含めても、私はこの映画が嫌いになれない。ていうか、むしろ好きだ。だって不気味だから!話の内容としても、全体的にシリアスムード。もちろんドラえもんらしいギャグやユーモアもあるのだが、中盤~終盤は完全にシリアスで、ラスボスのオドローム大帝のデザイン、強さもあって、珍しく遊びの少ない、緊迫感のあるバトルシーンが見られる。いい年して、普通に見入ってしまった。あまりにも衝撃的なのび太、しずかちゃんのガチ戦死シーンもあり、こういうところも異色作と呼ばれる由縁だろうし、夢と現実が入れ替わっていることを考えると、『もう一回アレを食らったら、本当に死ぬ・・・・』と、洒落にならないドキドキハラハラを味わうことになる。また、挿入歌「夢の人」のタイミングも見事という他なく、クライマックス、ドラえもんとのび太が再び夢の中に旅立つ際に流れたのは、『おお!』と思い、興奮してしまった。
 祖父母宅にビデオがあったので、私はもともとこの作品は好きで、そして今観直してみて、やはり見応えのある作品だったんだなと、改めて気づかされた。だが、やっぱり所々恐ろしく感じる場面もあるし、誰もが首を傾げる、狂言回しトリホーの存在ラストシーンの学校の立地など、説明が不十分なところもあるので、多少後味の悪いままで終わることは事実。

 でも、それがどうした?伏線なんて全部回収する必要あるか?キミはホラー作品に、完璧な脚本を求めるのかい?求めないでしょーぅ?不可解であり、不気味である、それでいいじゃないか。余計な解釈をする必要はなく、その不可解不気味をあるがまま味わうのがいいんじゃないか。それがこの「ドラえもん のび太と夢幻三剣士」の、決して他のシリーズにはない魅力であり、私が愛するところでもあるのだ。こんなんでいいね?はい、終わり終わり!ああ、もうわけ分かんねえ!


 結局トリホーって何者だよ!!















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筆者紹介

シバケン-いかれたNeet-

Author:シバケン-いかれたNeet-
Sex:\(`・ω・´)
Work:堕医学生
Base:新潟死期終焉都市

趣味はお散歩、特技は悪だくみ

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