野良犬の生活

部活もバイトもやっていない堕医学生の暮らしを記憶するレポート

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オレがうつになりやすそうでして

 四月に始まった臨床医学実習も、早いもので全日程の三分の二が終了している。二週間に一診療科のローテーションで、これまでに十三のシリーズを乗り越えた。どの科もそれなりに大変だったが、それ以上に病棟での実習は勉強になったし、患者さんとも交流できて楽しかったというポジティブな実感の方が、強く心に残っている。実習の山場はすでに終わっていることもあって、少し気が緩んでしまっているが、実際はまだまだ振り返るような段階ではない。残り七つのシリーズ、精一杯がんばろう。
 現在私は精神科での実習の真っ最中である。一般に精神科は他の診療科とはだいぶ色が異なっているが、臨床実習的にはたいして特殊なことは課されず、主に回診やカンファレンスへの参加、外来の見学、それらの合間に小講義を受けるといった、全くスタンダードな内容である。また、学生ひとりにつき、入院患者さんをひとり受け持って、毎日の診察、カルテ記載をしてレポートにするのだ。これもよくあるタイプの課題である。少し変わったところでは、とある文章を読んでその感想文を書くといった課題も。だが、それは指定された文字数が少なかったこともあって、今のうちにちゃっちゃと仕上げてしまった。ブログ(赤面)という習慣の賜物か、簡単な文章ならスラスラと書きあげることができるようになった。
 またもう一つ、提出するような課題ではないが、実習初日に配布された症例集のうち、何例かについての口頭試問というイベントが控えている。試問ということだから評価をするという話だったが、噂によると全く印象に残らないほど、緩やかなものであるという。最初から心配はしていなかったが、全く準備しないのでは勉強にならないので、予め読んでおくことにした。

 どれどれ、「25歳、独身男性のアンディ」・・・・?「彼の主訴は“神経質”であった。」“神経質”ねえ。「見知らぬ人やクラスメートと話す時、時には友人に話す時でさえ、“自意識過剰”になった。」うん。まあ、そういうことってあるよねー。「アンディは、社交的な場面などでますます居心地が悪く感じ始めた。」そうそう、こういうの気まずいよね。オレもどっちかというと苦手だもん。「彼は、公衆便所の使用を避けようとすること、また、そこでは、明かりが薄暗い時、わずかな人しかいない時、また、男子用の小便器よりも個室に入って用を足すことができる時により安心感があると言った。」あー、分かる分かる!落ち着くよね、個室。なんだかアンディとは気が合いそうだナ!・・・・って、ちょっとまて

 精神科の症例に共感してどうする。

 この症例はおそらく社交不安障害の一例。私はこのような疾患は持っていないし、ここに記載されているような他の極端な徴候は示したことはない。そうなのだけれど、疾患を診断する上でのキーワードやエピソードのいくつかには、私にも覚えがある。こんな感じで、精神疾患を勉強していると、各疾患の特徴の欄に、自分にも通じるようなことが具体的に書かれてあったり(他にも広汎性発達障害の「洋服のタグを嫌がる」とか)して、予期せずドキっとしてしまうことが少なくない。
 病気になりたくないと願う人はこの世の中に大勢いて、私も例に漏れずこの集団に属している。この、思わずドキっとしてしまう感情は、占いや心理テストなどでよく言われるバーナム効果のようなものだとは分かっているのだが、それでも日々の学習で、精神病は誰でも容赦なく侵すということも知っているので、なんとなーく不安な気持ちは拭えない。
 特に、厚生労働省の言う五大疾患の一つに数えられ、社会的に問題となっているうつ病についてだが、よく言われている病前性格で、テレンバッハが提唱した「メランコリー親和型性格」が、自分が思う自分の性格とほとんど合致している(几帳面、律儀、綿密、責任感強い、仕事好き、など)。その他のクレッチマーの「循環気質」、森田の「執着性格」についても、また然りである。自身の性格にそちらの気質への傾きがあるのは、もはや明確な事実。幸いに自分はストレスのコントロールが上手なところも持ち合わせているので、これまでにいろいろな災難があっても病状に臥すことはなかったのだろうが、今思うと、その手前まで行っていたような経験は何回かある。性格は性格でもはや変わりようがない。まあ、この性格とは長年の付き合いだから、これからも上手くコントロールして仲良くやっていけたらいいなと思う。










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シバケン-いかれたNeet-

Author:シバケン-いかれたNeet-
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趣味はお散歩、特技は悪だくみ

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