野良犬の生活

部活もバイトもやっていない堕医学生の暮らしを記憶するレポート

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波風の立たぬままに / Ev'rybody Has A Laughing Place(クリクラ日記9)




 クリニカルクラァクシップの第二シーズンが終わってしまった。実習の発表は前週に済ませてしまったし、その他やるべきtaskも特になかったため、最終週は少しも張りつめたところのない、実にのんのんとしたものになってしまった。
 診ていた患者さんも次々と退院しているし、大きな検査なども特に控えていないので、学生がするべき範疇の日常診療においても、仕事量としてはものすごく少ない。その分、救急外来に患者さんが来たらバンバン呼んでもらえるように頼んでいたのだが、こういうときに限って、患者さんは全く来ないときている。結局、少しも波風の立たぬままに、このシリーズの臨床実習は穏やかに終わりを迎えたのだった。嗚呼、なんだかアタシ、老けてしまいそうよ。

 この診療科で実習を行うにあたって、親しい人々からは、「茨の道」だとか「厳しいトコロ」だとか、そういうなんとも不吉な言葉ばかりを貰っていた。私もこの学校で六年を過ごしてきているのだから、その辺りの事情はもちろん承知の上で、はじめは苦難の道を覚悟して臨んだのである。
 だが、いざ蓋を開けてみるとそんなことは少しもなく、むしろ至れり尽くせりというか、最初から最後までものすごく甘やかされて可愛がられて終わった四週間だったように思える。実習に関しての、こうしたい、こうしてほしいという色々の希望(というかただのわがままですな)も、たいてい許してもらえた。
 一年目、三年目、新入局と、若い先生が多くいたのがよかった。上の先生相手よりも、気軽に聞きたいことを聞けるし、話も合う。キャリア的にはむしろ、上の先生よりも私たち学生の方に近いからか、ちょくちょく相談事にも乗っていただいた。
私がこういうことを言ってしまうのは少しアレだが、お互いにいい刺激になったんじゃないかなと思う。私が先生方から学ぶのはまあ当然として、先生方も、私に色々なことを教えることで、学びがより深く根付いていくんじゃないかな、と。・・・・うわあ、なんだかものすごく生意気になってしまったぞ。でもこれは、私と、一つ下の後輩たちの関係性と似ている気がするのだ。優秀な後輩たちの存在は、私にとっては結構な刺激だった。
 以前にも同じようなことを書いたと思うが、四週間という実習期間は、長いように思えて、実際はものすごく短い。体感として、あっという間に過ぎてしまった印象がある。
 いくらかは大変なこともあったが、不毛な雑務はなく、酷な扱いは受けなかったし、最初から最後までとても充実した、なおかつとても楽しい実習だったと思う。厳しいのを覚悟でこの科を選んで本当によかったと思う。グッジョブ!昨年のオレ☆



 他の科、あるいは他の病院で実習を行うクラスメイトの中には、実習の酷なことや退屈なことを吐露するような人もいる。距離・時間的な利便性や、少しでもユルそうなところを求めていったような人が、かえって不平不満を述べてしまう傾きがあるのは、なんだか皮肉に思う。
 彼らが実際にどのような日々を送っているのかは分からない。もしかすると、本当に辛い毎日を過ごしているのかもしれない。だが、何がよくて何がダメなのかは、人の性格によって様々である。そしてなんとなく、自身の性格上、私はどこで実習をしても平気な気がするのだ。
 このブログ(赤面)に記憶された色々なレポート(赤面)、特に旅行記なんかを読んでもらうと分かりやすいかもしれないが、私は大抵のことを『楽しい。』と思ってしまうような人種なのである。とにかく、“『楽しい』の閾値”が低いのだ。これは自分の長所らしい長所だと思っているのだが、私は、多くの人が「つまらない。」と思うようなことにも、ちょっとした面白みを見つけて、ひとりで勝手に楽しむことができるのである。
 そんな私は、この科での実習を称して『楽しい。』と言った。私の言う『楽しい。』を、その他大勢の人も同じように感じるかどうかは、少しアヤしいところがある。『楽しい』の範囲が、あまりにも広すぎるからだ。
 私は牡牛座であるが、星占いの本によると、牡牛座は、どこであっても自分の楽園をつくることができる星座なんだそうだ。私の特長は、ひょっとするとこういうところにも由来しているのかもしれない。


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筆者紹介

シバケン-いかれたNeet-

Author:シバケン-いかれたNeet-
Sex:\(`・ω・´)
Work:堕医学生
Base:新潟死期終焉都市

趣味はお散歩、特技は悪だくみ

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