野良犬の生活

部活もバイトもやっていない堕医学生の暮らしを記憶するレポート

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

今、私がブログを書いている理由(500番目のレポート)

 このレポート(赤面)がブログ(赤面)を開設してから数えて500番目のレポート(赤面)となるようだ。500番目。前回の450番目のときには、ここまでの数字に到達できるか少し自信がなかったが、それでもちょくちょく書き続けてみると、いつの間にか達成することができているのである。流石に500番となると、いよいよ大台に乗った観も兆してくる。
 こういうキリ番レポート(赤面)では、いつものような日記だとか旅行記だとか、そういうのとは少し趣向の違う文章を書くように努めてきたつもりだが、現在私は、この習慣を軽はずみに始めてしまった数年前の自分自身を呪っている。
 はっきり言って、もう何を書けばいいのか分からないのだ。というか、もはや自分の中で、何が「いつもの」で何が「少し違った」ものなのか、その境界からして模糊となって、今や簡単には見つけることができなくなっている。
 しかし、だ。今回は500という記録的な数字を示している。かつ、おそらく次のキリ番レポート(赤面)こそ、書けるかどうかは怪しく思われるから、今回が最後のキリ番となる可能性が高い。そうなると、今までみたいな苦し紛れの文章で逃げてはいけないという、ある種、強迫のようなものも出てくる。
 私のブロカツ!(ブロガー活動)も、まとめの時期に差し掛かっている。ここいらで、実に基本的な、それでいてこれまで少しも触れてこなかった題材を取り上げてもよさそうではないか。
 そういった題材を考えてみると、ブログ(赤面)開設以降少しもやっていなかった自己紹介、私がブログ(赤面)を書き始めた経緯、そして今、私がブログ(赤面)を書いている理由といったものが浮かんでくる。
 自己紹介がいちばん簡単そうだが、恥ずかしいからやりたくない。ブログ(赤面)開設のきっかけというのも、比較的ポピュラーな話題で書きやすそうだが、これはすでに、自分の中である一定の答えが出ているものである。これについて書いてみたところで、それは下書きされたものを清書しているだけであり、自分自身に還元されるものが少ないので、書く意欲がなんとなく湧いてこない。そうして最後に残ったテーマは、今、私がブログ(赤面)を書いている理由、である。いまだ答えの見えず、見つけるのも困難そうなものが残ってしまった。



 今、自分はどうしてブログを書いているのか。
 ブロガー暮らしの終わりが視野に入っているから余計にそうなのかもしれないが、最近、よくこのことを考えてしまう。
 おそらく一言では言い表せないような、色々の理由があるはずである。それが、極端に平たく言えば趣味、あるいは習慣だからだろうし、数年続けてきた愛着や一種の意地のようなものもできているかもしれない。
 「今」という一点であっても、黎明期から「今」までの、自分がブログを書く理由の変遷は考慮して然るべきだと思われる。私がこの場に発表する文章も、時を経るにつれて形式がだいぶ変わってきている。それにしたがって、自分とブログの付き合い方も変わっていったはずだ。ブログ開設のきっかけは昔の話であり、過去の一点のみのことであるから、答えは割と簡単に見えてくる。だが、書いている理由となると、「今」という点だけでなく、開設から「今」までという長いスケールで考えることになるから、それだけ答えを見つけるのも難しく思える。
 はじめは「備忘録」という役割があったはずである。当座、自分が思ったこと考えたこと感じたことを忘れないための記録のためにブログというものがあった。「ブログ」とは、「ウェブ(web)ログ(log:記録)」を略した言葉である。
 だが今思うと、備忘録が欲しいというのであれば、単にノートやワープロソフトに書き留めて、それを自分で取っておけばいいだけの話である。ブログという形を取る必要は、必ずしもない。それにただの備忘録であれば、もっとリアリズム的に、あるがままを箇条書きにしていくだけで本来は事足りるわけである。それが、自分の書くものには、その時の思いや感情なども含めて記述してあるし、また、言葉選びにしろ文の接続やテンポにしろ、多少は読者に、文章として楽しんでもらえるようなものを完成させるように努めているのである。記録は情報そのものとしての意義しかない。だが、文章にはそれを読んで、何かを思う、感じるという過程がつきものである。

 私にとって、「書く」というのと「発表する」という二つが重要であるように思える。「作者が面白がって同時に読者も面白がる、その片っぽというのはありえないんです。」というのは、漫画家の藤子・F・不二雄先生の言葉である。読者が面白がっているかどうかは正直よく分からないが、少なくとも私は面白がって文章を書いて、またそれを読んでいる。「書く」ということは私にとって遊びの一つであるし、精神安定の秘訣でもある。この世に絵を鑑賞するのが好きな人と絵を描くのが好きな人がいるのと同じく、文章を読むのが好きな人がいるのであれば、文章を書くのが好きな人がいてもいい。今だと「文章を書く」ということは、多くの人が考えているのとは違って、それほど大仰なことではないように思える。私は、人それぞれの哲学があるように、どんな人間にもその人なりの文学があると思っている。文学は私たちの身近にあると信じている。
 そうして書いたものを発表する場として、私にはこのブログが存在している。そもそも事は「書く」ことを楽しむというところから発しているのだが、それを自分ひとりの中で完結させてしまうと、おそらく締まりのない文章ばかりが出来上がってしまうように思う。“読まれている意識”があることによって、推敲の余地に気づくことができるし、少しでも読みやすい文章を書こうという思いが生まれるのである。そのため「発表する」ということは、「書く」のと同等に、大きな役割を有っていると言える。私はいつもパソコンを使って書いている。発表もパソコンを通じて行うと何かと都合がよく、そういう意味でもブログという方法は気軽だし、発表の場としては、まさに打ってつけであった。

 私は読書も好きだが、主に前世紀の文豪たちの作品を読むことが多い。その先生方の来歴を眺めていると、小説家でも詩人でも歌人でも、若い頃に同人活動をしている人の多いことに気づく。仲間を募って、めいめいが書いた小説や論評その他文芸作品を収めた同人誌を作ったり、参加したりしている。その史実を何度も目にしているうちに、ふとこんなことを考えるようになった。
 ブログとは、現代の同人活動なのではないか―。
 つまり自分自身の例で言ったら、私は「野良犬の生活」という同人誌(?)に、逐一、書き上げた作品を投稿しているということになる。種類は主に随筆と紀行文。大した文章ではないが、一応、作品であることに変わりはない。
 ところで「同人活動」といったら、私などは、アニメや漫画の二次創作を扱っている方を思い浮かべる節もある。定期的に同人誌の即売会が開かれ、いまだに盛んであるみたいだが、現在はイラストや漫画も、インターネット上に投稿することができる時代である。必ずしも雑誌として質量を持たせる必要はなくなっている。
 インターネットが一般層にも広く普及している現代、文芸的な同人活動も、これを通じて行われていても全く不思議はないのである。ネットワーク上に場を創って、自分の作品を投稿していく。その投稿の場こそ、平たく簡潔に言えば、「ブログ」ということにならないだろうか。事実、小説、詩、俳句などの自作を投稿するブログをいくつか知っている。少々強引な考えであることは承知だが、ブログは現代の同人活動の大きな舞台となっていると、時おり思ってしまうのだ。
 ところで私は、狭義の意味の“文学”に志しているわけではない。将来、作家として生計を立てるなどという考えは微塵もない。そりゃあ、いま文章を書くことを楽しみとしている以上、物書きをして飯を食うことを思い浮かべることもないわけではないが、それはただの妄想である。中学生が、学校に襲来したテロリストを自分がやっつける話を脳内で作り上げてしまうのと同等のレベルである。問題にする価値もない。
 ある種の職業病かもしれないが、私には、凡夫であることを棚に上げて、自分の暮らしを文学的に取り繕うとする卑しい癖がある。その癖は過去の文章でも十分に垣間見ることができるだろう。そしてこの文章においても、自分があたかも文学の素養があるような、そういう気障で嫌みったらしい言葉ばかりを並べたててしまった観がある。
 しかし、こういう文章や考えは、文人として名をあげた人間のみが発していいという決まりはどこにもないわけである。繰り返しになるが、私は、どんな人間にもその人なりの文学があると信じている。それは、市井に暮らす人にも等しく言えることだ。気障で嫌みったらしくても、それが私の文学だ。私は、私の文学を信じるだけである。










にほんブログ村 大学生日記ブログ 医大生へ






この部屋からトータルへ 私たちとつながってください

  1. 2015/07/25(土) 18:25:37|
  2. 日記
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<Mind Scape(クリクラ日記15-最終回) | ホーム | 湯野浜温泉入湯記>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://shibakeneet.blog.fc2.com/tb.php/543-1ab090ac
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

筆者紹介

シバケン-いかれたNeet-

Author:シバケン-いかれたNeet-
Sex:\(`・ω・´)
Work:堕医学生
Base:新潟死期終焉都市

趣味はお散歩、特技は悪だくみ

筆者結語

日常系赤面ブログ「野良犬の生活」を応援していただきありがとうございました

「野良犬の生活」の物語

 はじめましての皆さんへ

長い間ありがとうございました

レポート検索

最新レポート一覧

アーカイブ

2016 04 【1】
2016 03 【4】
2016 02 【4】
2016 01 【5】
2015 12 【12】
2015 11 【10】
2015 10 【14】
2015 09 【8】
2015 08 【15】
2015 07 【14】
2015 06 【11】
2015 05 【17】
2015 04 【12】
2015 03 【12】
2015 02 【9】
2015 01 【9】
2014 12 【8】
2014 11 【13】
2014 10 【22】
2014 09 【18】
2014 08 【2】
2014 07 【14】
2014 06 【13】
2014 05 【13】
2014 04 【22】
2014 03 【17】
2014 02 【28】
2014 01 【29】
2013 12 【28】
2013 11 【28】
2013 10 【29】
2013 09 【22】
2013 08 【20】
2013 07 【30】
2013 06 【18】
2013 05 【15】
2013 04 【19】
2013 03 【3】
2013 02 【6】

カテゴリ

コメント

トラックバック

メッセージ

質問・要望どんとこいです!

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。