野良犬の生活

部活もバイトもやっていない堕医学生の暮らしを記憶するレポート

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「ディズニー・オン・クラシック ~まほうの夜の音楽会 2015 I Love You ~きせきの言葉」新潟公演感想レポート

 もはや私の生活で毎年の恒例行事となっているDisney on classicの新潟公演を観に、馴染みの劇場・新潟県民会館に出かけた。公演日は学校の卒業試験期間中にあったので、今年は観に行けるかどうか心配だったが、幸い、この日はちょうど某科の試験日に当たっている。試験の前日なら諦めるところだが、試験当日となれば、試験が終わったあとの一晩くらいは気ままに過ごしても問題はないので、これで今年も無事にコンサートに出かけることができたのだ。
 私の座席は1階の1桁列だったので、これは結構な良席では?と思っていたが、座席を見つけてみると前は前でも壁際のいちばん端であった。かなり斜めの位置からの鑑賞だが、そもそもクラシック・コンサートなのだから実際はそれほどの不便はなかったとはいえ、なんというか胸にちょっとしたしこりは残る。これでも先行販売で購入したS席なのよ。

 今年のディズニー・オン・クラシック、テーマは「I Love You ~きせきの言葉」で、これは第2部で特集される「美女と野獣」の名シーンからきているが、それ以外の曲目はあまりこのテーマに合わせているという感じはしなかったので、各方面から曲を集めたごった煮的なプログラムだな~という印象。
 恒例としてオープニングはパーク・ミュージックから。第1曲目、今年の7月にリニューアルした「東京ディズニーランド・エレクトリカルパレード・ドリームライツ」でスタート。新しく「塔の上のラプンツェル」のフロートが加わったので、それに合わせて「輝く未来」などが組み込まれている。シンガーの皆さんも登場し、「白雪姫」「シンデレラ」「小さな世界」のフロート音楽が演奏されて、ほとんど2012年公演時と同じ編曲になっている。このパレードの印象があまりにも強すぎて、「バロック・ホウダウン」は少し幼稚に聴こえてしまうこともあるけれど、そういうことを抜きにして改めて聴いてみると、これ、結構いい感じのなテクノだよなあ。
 次は2曲続けての演奏。まずはパーク音楽の流れで、これまた今年の4月にリニューアルされた東京ディズニーシーのマーメイドラグーン・シアター「キング・トリトンのコンサート」から新曲「I will sing」を。私はまだ新作を観れていないので、あまり感情移入はできない。アースラのいないマーメイドラグーン・シアターなんて・・・・と思っているが、スクリーンに映るショーのスライドを見てみると、結構楽しそうだったので、機会を設けて一度は観に行きたいところですな。
 2曲目はNintendo3DS対応のゲーム「ディズニーマジックキャッスル マイ・ハッピー・ライフ2」のテーマ曲「Sparkle -輝きを信じて-」。こんなゲームがあるなんてちっとも知らなかったので、この歌も知らなかった。初めて聴いたが、なかなかいい曲。スクリーンにゲームの場面が映されていくが、これは「どうぶつの森」のディズニー版といった感じなのだろうか。まあ、キャラクターに執心なマニア向けだろう。
 続いての演目は、「ディズニー・オン・クラシック ファン・セレクション」というもの。講談社の月刊誌「ディズニーファン」の読者アンケートで選ばれた2曲の演奏である。演奏前のMCでフランチェスコさんが、観客の皆さんでどれくらいの人が投票しましたか~と聞いて挙手を促していたが、会場にどよめきが起きてしまうほどに少なく、これにはフランチェスコさんも苦笑い。私も手を挙げているのが恥ずかしかった。ある意味、端っこの席でよかった。
 さて、まずはパーク部門で「ワンス・アポン・ア・タイム」。昨年の2014年公演でも演奏されたが、私も大好きな曲なのでこれは嬉しい。ファンファーレ~ピアノイントロの時点でウルっとくるというのに、ショーの映像を流されてしまったら、もう駄目である。などと云っているけど、実は私は未だにこのキャッスルショーを観れていない。でも、素晴らしい音楽と、ついに日本のパークでプロジェクションマッピング・ショーが観れるという感慨だけで、何度でも瞼の裏が熱くなってしまうのだ。
 次は映画部門で、定番の超人気曲「アラジン」の「ホール・ニュー・ワールド」。ディズニー作品の土台はあくまでミュージカルなので、どの作品を観ても音楽に力を入れていることがよく分かるが、でもこれほど良質なバラードがアニメ映画の挿入曲というのは、改めて考えれば驚くべきことである。
 そして第1部の最後を飾るのは、ディズニー・オン・クラシック初登場「組曲:『スター・ウォーズ』」。今年の12月に公開されるシリーズ新作にあやかっているのだろうが、公演に「スター・ウォーズ」関連が加わると、プログラムの密度が一気に高くなるような気がする。「メイン・タイトル」で始まり、ああ「スター・ウォーズ」だなあと思っていたところで、続いてはいきなりクライマックス「運命の闘い」なのだから痺れてしまう。しかも組曲の半分くらいがこの場面だったのでは?と思うほどの力の入れ具合。コーラスも生で入るし、もうかっこいいのなんの。この演目は「オーケストラと光のコンチェルト」として、演奏に合わせて趣向を凝らした照明やレーザー光線も飛びかう演出になっているので、見た目にも圧倒されて終始鳥肌が立ちっぱなしだった。これで第1部は終了。いつにも増してあっという間に時間が過ぎた。

 第2部、つまり公演のメイン演目は「美女と野獣」の音楽。アニメーションという枠を超えて、もはや映画史にも燦然と輝く名作で、「リトル・マーメイド」「アラジン」と並んで「新・ディズニー三部作」などと呼ばれているが、やっぱり完成度としてはこの「美女と野獣」がいちばんだよなあと個人的には思う。
 「ひとりぼっちの晩餐会」や主題歌「美女と野獣」も素晴らしいが、オーヴァーチェアの役割もある「プロローグ」からオープニングの「朝の風景」の流れが、とてもミュージカルミュージカルしていて好き。軽やかな音楽をバックに物語が始まるワクワク感を抱かせつつ、きちんとベルの紹介や、ガストンの立ち位置をコンパクトに説明している。この場面で一気に物語に引き込まれてしまうわけだ。
 私はもともとヴィランズの曲が好きなのだが、今作の「強いぞ、ガストン」は他の曲とは少し毛色が違う。「哀れな人々」や「準備をしておけ」などは、ヴィランズの強さや美学などが反映されていてスタイリッシュでかっこいいが、この「強いぞ、ガストン」は盛り上がるけれど決してかっこよくはない(ミュージカル版だと物凄くかっこいいけれど)。ただなんというか、こいつら馬鹿だなあと思うだけというか(苦笑)。ガストンは野獣と徒手格闘ができるほどに、確かに強いことは強い。だけど他のヴィランズと比べると、ガストンはただ自分勝手で野蛮なだけで、洗練された哲学や美学というものがなく、悪役としての凄みがあまりないからかもしれない。
 ミュージカルで、ストーリーを一旦脇に寄せておいて、会場をヒートアップさせ大いに盛り上がる曲をショー・ストッパーというが、「ひとりぼっちの晩餐会」は最強クラスのショー・ストッパーである。この曲の、特に大サビの多幸感というか、“もう何とでもなれ感”はすさまじい。
 そしてこのあたりから、最初は剣呑としていたベルと野獣の関係が和らいで、お互いに心を通じ合わせていくのだが、「愛の芽生え」~「人間に戻りたい」(最後の大サビだけの演奏)~「美女と野獣」のコンボは、涙腺には全くよろしくない。「愛の芽生え」が流れる前、ベルと野獣が朝ご飯を食べるシーンからしてもう涙腺によろしくない。うまく食器を使えない野獣に合わせて、ベルもお皿を持ってスープを食べるシーンは、全く、涙腺によろしくない。そして曲単体でもよろしくない「美女と野獣」のダンスホールのシーン、野獣の胸に顔をうずめるベルとそれを見てルミエールやコグスワースにとても嬉しそうな顔をする野獣は、もはや涙腺には毒である。この一帯の流れはひたすら双眸から落涙してしまうので、それが口の方にまで流れ込んできて、もうしょっぱいったらない。
 それからは民衆の狂気に満ちていて私も大好きな「夜襲の歌」を経て、物語のクライマックス~ハッピーエンドと辿って、大きな満足感をいっぱいに噛みしめつつ演奏は終了。いつもながら満足度の高い演奏会である。
 恒例の「星に願いを」の合唱は、毎回毎回うまく歌えるかどうか心配になるが、まあそこそこで歌える。いつもなら合唱が終わったあとで、アンコールとして一曲演奏するのだが、どういうことか、他の観客の皆さんがこの時点でスタンディング・オベーションをするものだから参った。スタンディング・オベーションは公演の最後の最後にするもので、演奏を立って聴くなどはただ失礼なだけだから私はしばらく座っていたが、スタンディングしてオベーションしている前の人たちの壁でステージが少しも見えないので、シンガーさんたちが再登場するタイミングで仕方なく起立してしまった。だがそういうことがあっても、今年のディズニー・オン・クラシックは、いつも以上に満足度が高い内容だった。


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筆者紹介

シバケン-いかれたNeet-

Author:シバケン-いかれたNeet-
Sex:\(`・ω・´)
Work:堕医学生
Base:新潟死期終焉都市

趣味はお散歩、特技は悪だくみ

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