野良犬の生活

部活もバイトもやっていない堕医学生の暮らしを記憶するレポート

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

【ネタバレ注意】「映画Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!」感想レポート

151118_130611.jpg



 世間体がどうこうとか、体裁が云々とか、最早そういうことはあまり気にならなくなった。改めて断言しますが、私はプリキュアが好きです。そう、あの日曜朝の女児向けアニメが大好きなのです。毎週リアルタイム視聴してなおかつ録画もして後で観返したりもしています。こういうことをしていると、世間の人々からどう思われるかは重々承知しているが、だからといって観るのは絶対にやめない。だって好きなものは好きなんだもん。

 現在放映中の「Go!プリンセスプリキュア」は絵もキレイでストーリーの密度も高くて、シリーズとしての出来がかなり良い。プリキュアは好きだけど、映画版の方にはあまり興味が出ない私だったが、これだけ作品が大事に創られているのだから、きっと劇場版もいい感じだろうという期待が湧いて、本業が一段落したところを見計らって、公開中の映画館に観に出かけた。平日の真昼間だから自分ひとりくらいしか観客はいないかなと思っていたが、おひとりの幼女先輩が母親を引き連れてご鑑賞されていらした。
 今回の劇場版はタイトルにあるとおり、3つの物語によって成るオムニバス形式になっている。それぞれ短編、中長編、中編といった感じになっているが、1本の映画の尺を3つに分けていることから、1つ1つで使える尺が短くなっているので、変に間延びせずに物語がテンポよく展開しているのが余計に際立つ。各々、アニメーションの質感も全く異なっているので、それぞれを観比べてみるのも面白い。


【キュアフローラといたずらかがみ】

 CGによる5分の短編が3本立ての最初のおはなし。セリフは一切ナシで、音楽とキャラクターの動きや表情だけで物語を進めるあたりは、シリー・シンフォニー・シリーズなどのディズニー最初期の短編アニメーションを思わせる。いや、キャラクターの動きに合わせて音楽が流れていたから、シリー・シンフォニーというよりは、ミッキーマウス・シリーズの方が近いのかな?またディズニーということで云えば、CGのキャラクターが感情的に動いたり表情をクルクル変えたりっていうのを観ると、うーん、やっぱりディズニー、というかピクサー作品を思い出しちゃいますね。私は幼い頃からディズニーに毒されてきているのでなおさら、ね。
 かなり短い話だから、ストーリーも簡単。新しいカチューシャを付けたところを鏡で見てみたいキュアフローラだが、そこを鏡のお化けにイタズラされてさあこれからどうなるの?みたいな感じ。
 で、このキュアフローラなんですが、はるはるが変身した後の姿というよりは、キュアフローラとしての単独のキャラクターになってる印象がしましたね。イタズラするお化けにプンプンと怒りを表したり、カチューシャが壊れて涙をポロポロこぼしたりと、幼稚に感情を出すようなところは、シリーズでのはるはるにはなかったところかと。そしてどうやらキュアフローラは魔女になることができたらしい。ていうか魔女って、作中のラスボス・ディスピア様のモチーフそのものなんですけど・・・・。
 プリキュアがあからさまなCGで描かれてるのは、私はあまり見慣れてない(アニメのエンディングは除く)ので、観ていてなかなか新鮮に思った。キャラが2頭身というのでことさら新鮮である。短い作品だから、TVオープニングのネタバレでほぼ全編見せてるんじゃねえの!?みたいなところもあるが、バレてないところきちんともあって、いやまさか他のプリキュアたちも出てくるとは思わなかった。2頭身のキュアトゥインクルかわゆすなあ・・・。


【パンプキン王国のたからもの】

 実質的な本編と云ってもいい50分の中長編で、唯一のセルアニメだ。めっっちゃくちゃテンポが早いです!余計なシーンを入れず、必要最低限の説明だけで補完して、とにかく結果と事実だけを描写するといった感じ。
 ひょんなことからパンプキン王国にやってきたプリンセスプリキュアの4人。しかしパンプキン王国はウォープという悪い奴に支配されていた!悪者に洗脳されている王様やお妃様、そして塔に閉じ込められている王国のプリンセス・パンプルル姫(ウォープ、なんでお姫様の洗脳しなかったん?)を助けるために、プリキュアが立ち上がる!というストーリー。
 劇場版の新キャラ、パンプルル姫がかなり可愛くて・・・ていうかCV花澤さんだヤッター!!!!いやー、もう第一声で分かっちゃったよね。分かっちゃうよね!何気に花澤さんはプリキュアは初めてですかね?そして挿入歌も花澤さんで危うく昇天するところだった。いや、した。
 キャラクターとCVということであれば、ウォープ役の諏訪部さんもよかったですね。あの胡散臭イケメンボイス!ウォープは正統派の悪者で、とにかく自分の欲望のためにだけ生きてるって感じ。徒手格闘がきちんと強いというのも悪役ポイント高し。そして度肝を抜かれた最終形態。まず巨大なマグマ怪獣になったところは、なんか「ゼルダの伝説」を思い出してしまった(このシーンの戦慄しているプリキュアたちの表情がもう最高)。で、マグマが表皮で覆われてヤミラミ顔のトカゲになる・・・・あれ、なんかさっきより弱そうじゃねえか?しかし、その巨大さは桁外れで、こんなんに勝てるわけねーだろ!と観る者の絶望を誘う。しかし、パンプルル姫とみんなの応援のおかげでモード・エレガント・ハロウィン(ハロウィンww)に変身したプリキュアによって、容赦なく浄化されてしまう。「悪はバンバンバン倒す」のがプリンセスプリキュア。ていうかミュージックプリンセスパレス、デッケェ!しかも手書きかよ!
 この作品、親子あるいは家族の絆がテーマにある気がします。ウォープの洗脳により、パンプルル姫のことを忘れ、お金や宝石のことで頭がいっぱいだった王様とお妃様は、はるはるが作った、家族との思い出(はるはるのお母さん!若い!美人!)がつまったパンプキンプリンを食べたことで正気に戻っている。そしてお金や宝石なんかよりも大切なものは、自分たちの子供であるパンプルル姫だと気づいくことができたのだ。タイトルが「パンプキン王国のたからもの」となっているのは、このあたりからだろう。親子で楽しめる映画だが、私にはこういう“家族の絆”みたいなのはしんどい。
 しかしながらこのパンプキン王国、あまりに平和で牧歌的すぎる気がしないでもない。まあ、プリキュア世界で悪に侵略されてしまう国はたいていこんな感じだから典型的といえば典型的なのだが、平和でのほほ~んとした国ばかりが侵略されてしまうというのは、何かのメタファーなのだろうか。
 さて、この映画におけるプリキュアの4人の活躍具合だが、残念ながら結構差ができちゃってます。目立つのははるはるとトワ様、みなみさんときららちゃん(かわいい)はちょっと影が薄かったかなあ、と。しかし、何気にみなみさんの本気のバレエは初めて見たような気がするな。きららちゃんはただただ可愛いので、それでいい。トワ様は、最初から最後までキリっとした表情。トワワ~ンとしたお顔もいいけど、やっぱりトワ様にはこういう凛々しいお姿がお似合い。はるはるはやはり主人公。巨大プリン早食いや割烹着姿など、たくさんの見どころを作っていく。「プリンが食べたい」という一心で、ガラスの檻を破壊するのはもはや男前だと云ってもいい。「はる、パフ、ロマ」の尾行シーンでは3匹の妖精を見た気がした。ところで、閉じ込められたマーメイドとトゥインクルを助け出すシーン、マーメイドをフローラが、トゥインクルをスカーレットが文字通りお姫様抱っこしていたのは、つまりそういうことでいいんですね?(カプ厨脳)
 え?ゆいちゃん?ええと、ゆいちゃんはその、私の口からはどうも・・・申し上げにくいと云いますか・・・。もう、勘弁して下さい。
 余談ですが、オープニングでみんなが町並みを歩いているシーンの後ろに映る洋館、あれは横浜市山手地区にあるブラフ18番館と旧内田定槌邸(外交官の家)ではないかと思われます。


【プリキュアとレフィのワンダーナイト】

 3部作ラストは再びCGによる20分の中編。同じCGとはいっても先の「いたずらかがみ」とはまた違って、TVのエンディングのタッチそのままとなっている。このエンディング、あまりにも緻密すぎる技術に初見で度肝を抜かれましたが、もうこれでアニメ作れちゃうんですね。これからのプリキュアはもしかしてこういうのが主流になっていくんじゃ・・・?
 今作は「パンプキン王国のたからもの」の後日談でありながら、レフィやパンプキングダムという新設定もあってどこかパラレルストーリー的なところもある、ちょっと不思議な夢を見ているようなお話。「パンプキン王国のたからもの」のラストではるはるがパンプルル姫からもらった人形・レフィによって、彼女が住むパンプキングダムに入り込んだプリキュア一同。そこはナイトパンプキンという悪い奴に支配されて、太陽は昇らずずっと夜のままという、うつ病患者が増えてしまいそうな状況になっている。レフィはプリキュアたちの力を借りて、前のような王国を取り戻すことができるのか?というあらすじ。

レフィ(三角座りで小首を傾げながら)「あたし、レフィ(ニコ」
劇場でのワイ「・・・」

※ワイの心象風景「あああああああああああああレフィかわいいんじゃあああ!!!(ズドンズドン!!!」

 この3DCGの技術、CGでアニメを作るためというよりは、セルアニメが基になってそれをCGに変換するために使われているように思う。私はCGのアニメ(特に亜米利加モノ)があまり好きでない(口の歪み方とかなんか気持ち悪ぃ)のだが、セル画の面影が残る今回のCGは、やっぱり日本人が作ったアニメだなあという感じがして、キャラクターの可愛さがしっかり出ている気がする。というわけで、レフィが可愛い。そしてトゥインクルが可愛い。
 CGということで、手書きでは表現しづらいアングルやスピード感が表現できている。ゼツボーグからの逃走やナイトパンプキンとの徒手格闘シーンはわずかな間ながら、見応えがある。
 この「レフィのワンダーナイト」、なんとなーく大人向けといいますか、前の2作とはだいぶ雰囲気が違う。普通にセンスがよくてかっこいいのだ。まず音楽がいい。ケミカル・カラーのネオンが輝く夜の街の怪しげな雰囲気に合うJazzyなBGMや、ゼツボーグとの追いかけっこの時のラグタイム風のせわしない音楽は、クラシカルで落ち着いた音楽が多いプリンセスプリキュアには珍しいタイプ。普通にかっこいい。
 で、そのプリキュア自体もなんかかっこいいんですよ。レフィを手助けする側に立ったからというのも多少はあると思うけど、なんか謎に成長しきった感?というのがあって。キャラクターの成長はTVシリーズで丁寧に描かれているところだと思うが、今作ではその成長を経てきたがごとく、キャラクターがどっしりとしててやけに頼もしいんだよね。
 ああ、あとこれは完全に個人的なアレですけど、レフィから詳しい話を聞くために、レストラン(クラブ?)に入ってテーブルにつくシーン。ここ、観ててなんかドキドキしませんでしたか?私はしました。どこかアダルティで、TVシリーズじゃ絶対観れない場面ですよね。
 そしてかっこいいところの極めつけはナイトパンプキン!悪役!すぐにポキっと折れてしまいそうなスマートすぎる身体に、衣装のデザインもセンスいいし、顔が回転して表情が変わるギミックもなかなかいい。ん?スマートな身体、回転して変わる顔面、カボチャ・・・?ティム・バートンかな?そしてもちろん徒手格闘が強いのはポイント高い。プリキュア4人(実質3人だったが)をひとりで相手してなおかつ圧倒するというのは、かなり強い。実際、マーメイド、トゥインクル、スカーレットをひとりでボロボロにしている。

~フローラがボロボロになった3人を見るシーン

フローラ「マーメイド!」
ワイ「・・・」
フローラ「トゥインクル!」
ワイ「・・・」
フローラ「スカーレット!」
ワイ「(ナイス太もも・・・!)←」


 変身後の姿もデスタムーアみたいでRPG感ある。強そうだったけど、実際はあんまり強くなかった・・・。ちなみにナイトパンプキンは作中で最も羨ましかった人物のひとりだ。だってレフィに噛みついてもらえたうえに、プリキュア4人にしがみついてもらえたのだから。CVは中尾隆盛ってのがまたいかにも悪役悪役してていいね。最後、空に消えて綺羅星っていうのは中の人ネタですか?(「ばいばい菌」的な意味で
 とまあ、長々と語ってしまいましたが、20分程度の中編とはいえ、私にとってはこれが事実上の本編だったかな、と。プリキュアであってプリキュアらしくない絶妙な作品だったと思う。CGによる表現もとても挑戦的でよかった。


 もっと書きたいことはあるが、全部書けばいいってもんじゃないよな。今回の3本立てはどれも毛色が違っていて面白かった。正直云って、Bru-layほしいレベルです。

  1. 2015/11/23(月) 19:00:00|
  2. 感想ルポ
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<平沢進INTERACTIVE LIVE SHOW「WORLD CELL 2015」開催直前!歌ってほしいあの曲この曲 | ホーム | 平成二十七年度 松竹大歌舞伎 新潟公演感想記>>

コメント

妖精役♪

花澤香菜さんに次は妖精役を演じてほしい!
  1. URL |
  2. 2015/12/12(土) 07:01:58 |
  3. 悟史 #debfvaqk
  4. [ 編集 ]

Re:

悟史さん


ああ~!たしかに妖精役もいいっすね!



シバケンーいかれたNeetー
  1. URL |
  2. 2015/12/12(土) 08:24:32 |
  3. シバケン-いかれたNeet- #-
  4. [ 編集 ]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://shibakeneet.blog.fc2.com/tb.php/602-8166032d
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

筆者紹介

シバケン-いかれたNeet-

Author:シバケン-いかれたNeet-
Sex:\(`・ω・´)
Work:堕医学生
Base:新潟死期終焉都市

趣味はお散歩、特技は悪だくみ

筆者結語

日常系赤面ブログ「野良犬の生活」を応援していただきありがとうございました

「野良犬の生活」の物語

 はじめましての皆さんへ

長い間ありがとうございました

レポート検索

最新レポート一覧

アーカイブ

2016 04 【1】
2016 03 【4】
2016 02 【4】
2016 01 【5】
2015 12 【12】
2015 11 【10】
2015 10 【14】
2015 09 【8】
2015 08 【15】
2015 07 【14】
2015 06 【11】
2015 05 【17】
2015 04 【12】
2015 03 【12】
2015 02 【9】
2015 01 【9】
2014 12 【8】
2014 11 【13】
2014 10 【22】
2014 09 【18】
2014 08 【2】
2014 07 【14】
2014 06 【13】
2014 05 【13】
2014 04 【22】
2014 03 【17】
2014 02 【28】
2014 01 【29】
2013 12 【28】
2013 11 【28】
2013 10 【29】
2013 09 【22】
2013 08 【20】
2013 07 【30】
2013 06 【18】
2013 05 【15】
2013 04 【19】
2013 03 【3】
2013 02 【6】

カテゴリ

コメント

トラックバック

メッセージ

質問・要望どんとこいです!

名前:
メール:
件名:
本文:

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。