野良犬の生活

部活もバイトもやっていない堕医学生の暮らしを記憶するレポート

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「健康ブーム」ってなんだ?

健康には自信がある。


小さい頃から滅多に風邪も引かないし、生活は規則的、
定期的に運動をして、飲酒も程程、タバコなにそれおいしいの?
神経質なのは御愛嬌だが、気晴らしは上手な方。
これまで大きな病気や怪我をしてこなかった、
そしてこれからも、そういった状況にはならないだろうと思う。

健康面の悩みなど微塵もなく生きている私だが、
それでも、「健康」について考えずにはいられない出来事があった。
今回はそんなお話。



所は新潟市内のとある大型書店、伏せてもしょうがないので、ラブラ万代の紀伊国屋書店である。
いつもは文庫本・マンガ・医学書のコーナーを主に見て回る私だが、
その日はなぜか健康書のコーナーに迷い込んでしまった。
おそらく健康書領域のすぐ近くには料理本の領域があるから、間違って入ってしまったのだろう。
このドジっ子め。我ながらかわいいところもあるじゃないか。

間違って入ってしまったとしても、すぐその場を立ち去ればいいのだが、
なぜか私はそのコーナーを眺め始めてしまった。
そのコーナーがあまりにも新鮮だったのか?

そのとき私は健康書というものの種類の多さに驚いてしまった。
糖尿病・高血圧・高齢者向けの本など、カテゴリも多いし、
さらには各カテゴリごとの本の多さ・・・、
思わず吃驚仰天の河を渡った。


健康について知りたい一般読者がこれを見たら、
あまりの種類の多さに目移りして、(実際は、本一冊一冊は全く目に入っていないかもね)
迷って、困って、戸惑って、
そのストレスでむしろ血圧上がるんじゃないかなと思う程、その規模は異常に感じた。


さて、一瞬押し寄せた眩暈の波を振り切って、本一冊一冊を注視してみる。
おや、健康書とはまとめて言うけれど、その形式も様様あるな。

まず、各カテゴリ(糖尿病・高血圧等)の生理学を一般向けに噛み砕いた本がある。
これは予測できたし、まあ納得できる存在。

ちょっと目を引いたのは、健康書の仮面を被った料理本。
「高血圧患者の食事」ーみたいなやつ。
健康になるために、まず料理の指南をしなければならないとは・・・、中中大変な時代になったな。
でも、これは自分も参考になるので、思ったよりも気に入った。


しかし、なによりも気になったのは、
「60代からは筋トレ、肉料理を食べる」ーとか、
「50歳からは肉を食うな」ー
みたいな、タイトルが極端すぎてものすごいセンセーショナルな健康書群である。

ていうかまず、その2冊の間で矛盾生じてるし。

本の中身では、そのタイトルの説明をしている。

うーん、まあ、それは正しいのかもしれないけど、私にはあまりにも極論すぎるんだな。


さらには、タイトルがセンセーショナルであるのみならず、
その本にカリスマを一人登場させて、彼らを崇拝させようとしている本の多い事!

カリスマの例

・頑張って若返った医者
・白髪も入れ歯もしていない76歳のただのおばあちゃん
・五木寛之

これらのカリスマたちがやっている日課、習慣を真似すればあなたも健康になれるよっ☆てな本が多すぎる。

そして何を隠そう、こういうカリスマの本が、私に「健康」について考えることを強いた張“本”人なのである。
「本」と「張本人」の“本”がかかっている。



ていうか、「健康」って一般化できるのか?
健康って言葉の意味じゃない、「健康である状態」は一般化できるのか?

私はできないと思っている。

私には私の、
あなたにはあなたの、
カリスマにはカリスマの健康が、それぞれあると思うのだ。

おばあちゃんがやっている、肉フリーの生活は、私がしたら逆に調子が狂うだろうし、
私がやっている、早寝早起生活は、深夜型のクラスメイトがやったらやはり調子が出ないだろう。
そして、クラスメイトがやっている・・・、ええと、クラスメイトがやっている・・・健康法って何だ?


まあ、クラスメイトはどうでもいいや。
私が言いたいのは、
誰かにとっての薬が、違う誰かにとっての毒になるということで、その逆もまた真であるということだ。

だから、多数出版されているカリスマの本、
それを読んでカリスマの猿真似をしたら、健康になれるというのは、ナシだ。

というより、こういう本を読んで知るべきなのは、
「ああ、この人はこういうことをしてるからまだ元気なんだな。
            それじゃ、私だったら、これをすればいいだろう。」
ということだと思う。
(そういうこといってタバコを吸ったり、酒を大量に飲む生き急ぎ人たちはここでは考えないでほしい。)

そのような認識をしてから「この人がやっていることは私には合うだろうか。」と真似するのはいいだろう。
自分自身を見つめないで、妄信的に他人の真似をするのはやめた方がいい。



それに、いくら健康法といっても、それだけに飛びつくというのは全く利口ではない。
そもそも彼らの極端な行動・摂取が、自身の健康を揺るがしたというのに。

行動A(たとえば、不規則な生活)で害した健康を、
行動B(たとえば、週に1回ジムにヨガ♪)でカバーできるという考えはよくない。

まず行動Aをどうにかしろよー!


特に、生活は大事だと思うな。
健康は生活とともにある。



なにもかも極端なのだ。
極端なのは疲れる。ストレスもたまる。



たまには「中庸」という言葉を思い出してみては如何だろうか。
外来語ではバランス。
パラメータの均等分配。


そんな日和った生活はできない?
なら諦めるしかないな。
あなたの社会がもう不健康なんだ。





今、この世は「健康ブーム」だと思う。
高齢化社会がそうさせたのかもしれないが、
たくさんの健康書に新しい健康法。
TV様が映し出す卑しいバラエティ番組が、
なぜか趣旨が変わって、ただの健康番組に成り下がっている例もちらほら見かける。


ブーム、流行、「みんなやってるから私もやる。」・・・
みんながやっていることは、本当にあなたにとってより良いものなのか?
健康になることに躍起になって、逆に不健康にはなってはいないか?


次次と取って代わる様に、もてはやされていく様様な新種の健康法たち。
その変遷を見る度に、「健康」について考えずにはいられない。







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↑ハンターは称えられよ!

  1. 2013/06/29(土) 21:35:25|
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筆者紹介

シバケン-いかれたNeet-

Author:シバケン-いかれたNeet-
Sex:\(`・ω・´)
Work:堕医学生
Base:新潟死期終焉都市

趣味はお散歩、特技は悪だくみ

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