野良犬の生活

部活もバイトもやっていない堕医学生の暮らしを記憶するレポート

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『会話中断(チャットキャンセラー)』

超能力者というものは、とあるノベル内の学園都市等にのみ存在すると思う人がほとんどだろうが、
気づいていないだけで、よくよく探してみると実際に私達が住んでいる世界にも超能力者はいることがわかる。
最近、私の学校でもちらほら見かけることが出来た。


大多数の学生は『強制疲労(グリーティング)』の能力者だ。
これは、「おはよう」も、「こんにちは」も、「こんばんは」も、
はたまた「さようなら」も、「じゃあね」も、「また明日」も、
すべて「おつかれ~」という一言に凝縮して発することで、
相手に妙な疲労感を与えるという、地味だが恐ろしい能力だ。
私もこの能力による精神攻撃をこれまで何度ともなく受けている。

この攻撃に対抗するために、
私は「ごきげんよう」や「よい週末を」という、
この時代ではまず耳にすることはないような挨拶を執拗に口にして愛用しているが、
このささやかな抵抗も、いつまでもつかは分からない。


とはいえ、この能力による攻撃はまだカワイイもので、
これよりもさらに凶悪な能力を持つ者がいるのである。



それは『会話中断(チャットキャンセラー)』という能力で、
私が最も苦手とするタイプの能力である。
天敵と言っても遜色ない。
これには対抗する術を持たないという点で、私はどうしようもなく困り果てている。


この『会話中断』だが、二人の人物が一対一で会話しているときに発揮される。
二人の会話の真っ最中に、そのうちのどちらか一方に話しかけて、会話を強制的に中断させる。
話しかけられた方は無傷だが、もう一方は歓談の途中で放っぽり出されたように、独り取り残されるのだ。


A「~~~。」
B「~~~。」
会話中断「ちょっとA~~~。」
A「なに~~~。」

B「ポツーン・・・」


この時のBの精神へのダメージは凄まじいものがある。


さらに恐ろしい事に、『会話中断』は二人の会話を断ち切る際、
取り残される方、ここでいうBのことは、完全に無視するのである
ちらりと見る事もしない。
まるで、Bはこの世に存在しないかのように振る舞うのだ。

言わずもがな、この特性によって、Bへのダメージは倍以上に増強される。


攻撃されたBは、イラっとする気持ちや取り残された寂しさを自分ひとりで溜め込まなくてはならなくなる。
(この能力が一対一の会話のみを対象にする理由はここである。)
そして、こういうときに限って、周りのおしゃべりによる喧騒がより一層強く感じられ、
自身が孤独であることを改めて実感させられるのだ


また運の悪いことに、この能力によって中断された本来の会話は、
その後でまた続けられる事が少ない。
というかできない。
これも、この能力が自然に創り出す場の空気によるものであることは、もう諸君もわかっているだろう。
『会話中断』とは言うが、実際にはこの能力は完全に会話を“終了”させているのだ


そして、さらに良くない点がひとつ。
『会話中断』がどのように一方、ここでいうAに声をかけているのかだが、
その多くは、過去問の答えを聞くという、この世で最も下衆な話題を用いているのだ
このような、至極下衆な話題によって自分の会話は中断されたと、
ここでもBはまた心を痛めることになる。



今この能力について再び考えてみて、『会話中断』の悪質さを改めて理解し、戦慄を覚えているところだが、
悲しい事に、私のような人間にこそ、この能力は効果的に発揮されるようで、
私はこれまで何度も、この『会話中断』の能力テストの被験者にされている。


先に説明したように、その度に私は精神的に深い傷を負っていたが、
今ではすっかり慣れて、その対策について考えるまでになった。
だが、未だ具体的な対策法は思いついていない。


私のクラスにもこの能力を持っている人は結構いて、
運悪く彼らは須らく高位能力者でもある。
もしかしたら、私が見つけられないだけで、他にもたくさんいるかもしれない。


「進撃の巨人」のエレン・イェーガーばりに、この『会話中断』の駆逐を目論んでいるが、
常常、これに同調してくれる仲間がいればと思う。

だが、この能力は相手が限られている上に、
そもそも被害に気付くことができる人も限られているため、
結果、被害者は極めて少数となり、
仲間の少ない、あるいはいない孤独な闘いを強いられることになるようだ。

全く『会話中断』のタチの悪さというのは本当に困りものだ・・・。


さて、かくいう私はどうかと言うと、
どうやら私はこの能力は持ち合わせていないらしい。
用事のある人が他の誰かと話していた場合、
その会話が終わるのをひたすら待つか、
あるいは「ちょっといい?」とか「ちょっとゴメン。」などのような言葉をとっさに発してしまうのだ。
こういう所から、私は『会話中断』の能力は持っていないと考えている。




はて。なら私はどんな能力を持っているのだろう。
『筋肉装甲(ボディアーマー)』とかかな。




ん?『空気壊し(デストロイ)』・・・?


ハハッ、こいつぅ。









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筆者紹介

シバケン-いかれたNeet-

Author:シバケン-いかれたNeet-
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Work:堕医学生
Base:新潟死期終焉都市

趣味はお散歩、特技は悪だくみ

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