野良犬の生活

部活もバイトもやっていない堕医学生の暮らしを記憶するレポート

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いざやカブかん!

ただいまマイホーム。
嗚呼、愛しの我が家。
こんなにも自分の部屋が美しく光り輝いて見えるような気分は、生まれて初めてかもしれない。

ちょっと前に帰宅して、シャワーシーン見せつけて、今パソコンに向かってるんだけど、
実は今日は朝から今まで、ずっと家にいなかった。

理由?
ええと、実は・・・、


バイト。
(ドッカーン!)



いや、ちょっと待って、説明させて!
違うの!定期的なバイト始めたわけじゃないの!
ただの日雇いだよ。派遣のやつ。
いわゆる「社会の底辺」ってやつな。

これまで自分のことを「堕医学生Neet」だの、「いかれたNeet」だのと言ってたけどさ、
白状してしまうと、実は私、こういう日雇いのバイトはたま~にやるんだよね。
もちろん嫌嫌やってるんだよ?
ホントは絶対やりたくないけど、やっぱお金欲しいときあるからさ。
年に2,3回くらい
この頻度は誤差みたいなもんで、もう「働いてない」って言ってもいいじゃん?。
だから別に自分のこと「Neet」って言ってもいいじゃん?
そういうこと。もうこの話はいいよ。
本題、本題。


で、今日の現場は、
「平成二十五年度㈳全国公立文化施設協会 主催 中央コース
 松竹大歌舞伎 
 中村歌昇改め三代目中村又五郎襲名披露 中村種太郎改め四代目中村歌昇襲名披露」  
   at新潟県民会館大ホール

でのステハンだった。

ステハン」っつーのは、いわゆる黒子で、
コンサートとかでステージ上の機材を公演中にハケさせたりする仕事だな。

私自身、はじめてのすてはんだったのだが、
まさかの歌舞伎のステハン。

でもステハンは公演中に動く仕事で、いつも舞台袖にいるような感じなので、
今日のバイトで、普段絶対見る事のできないような光景にたくさん出くわした。


仕事の具体的な内容とか、私の今日の働きっぷりなんてのは今回はどうでもよくて。
この仕事を通して見る事が出来た歌舞伎の世界を、ちょいとご紹介しちゃおうと思ってます。



ステハンとか言いながら、今日もしっかり設営する。
プロの人がいるとはいえ、結構いろいろ手伝わされたんだけど、
あの舞台、当たり前だけど全部手作業で組むんだな。
家も橋も、背景も。
ゼロから歌舞伎の舞台ができるまでを実際にこの目で見ると、
なんとなく歌舞伎の印象も変わる。
そして、緊張する。
作業のために舞台に上がる時は、気持ちがしゃん、となる。
本番中の場面転換での作業で舞台に上がったときは、
もう卒倒しそうだった。
私の感受性に問題があるのかもしれないけど、
日本の伝統芸能の持つ魔力というのは、やはり強いと感じた。



今日の公演のプログラムは

1.番町皿屋敷
2.口上
3.連獅子

というもので、
私みたいな全くの素人でも知ってる演目ばかりだ。
普通に観客として観たかったよ、もう。


そして、あの中村吉右衛門(敬称略)も出演する。
私は「吉右衛門さえ見れればいいや。」とか不埒なことをバイト前に考えていたんだけど、
本番では、もうそこにいた。
吉右衛門が、いた。
普通に歩いてた。
舞台袖からこっそり舞台を覗いたりしてたけど、
吉右衛門のGA-N-RI-KI(眼力)はやっぱり凄いなあって思った。


公演を舞台袖で観てたりしてたのだが、
やっぱり歌舞伎ってカッコイイよな。
お囃子とか、役者さんの躍動的な動きがカッコイイと思う。
張りのある声色も、人が生まれながらに持つ心を揺さぶってくる。
血沸き肉躍るとは正にこのこと。


そんな気持ちになるのは、観ている人だけじゃない。
やってる人も大変なのだ。

三番目の演目「連獅子」では、
終盤で連獅子となって頭をグルグル狂い回す中村又五郎・歌昇親子は、実は序盤でも踊る。
そしてその後いったん舞台袖に帰ってきて、衣装を変え(連獅子となって)また舞台に上がるのだ。

私は舞台袖に帰ってきた親子を間近で見た。
ハアハアと息を切らして、体中から熱を放散している。
思ったよりも重ね着をしていた。
袖に戻ってすぐさま服を脱いで、化粧をする。
そしてほっと一息つく間もなく、
衣装を着て(連獅子のあの豪華絢爛な衣装)、有名な獅子のたてがみを生やしてまた舞台へ。


「ああ、命削ってるんだなあ。」と思った。


家業であることが多い歌舞伎。
長年続く命のリレーをまた続け、
その繋がってきた命を毎回舞台で燃やして、削って、すり減らしてる。
だから歌舞伎には、観る者の気持ちを昂ぶらせる力があるんだ。



戦国パチンコ「CR花の慶次」のイメージ・ソング「漢花」(唄:角田信明)の歌詞にこんな一節がある。

『命かけなきゃ 傾けない』


私はこの言葉を今日初めて理解できた気がしたよ。




ただのバイトと言ってしまえばそれまでだが、
私は今日一日でいろんなことを学んだ。
「バイトで社会勉強」って、有象無象が言い訳のように唱える言葉にも、
もしかしたら意味があるのかもしれないな。



今度、機会があったら、歌舞伎を観に行こう。


いざやカブかん かぶいておどれ
夢の浮世じゃ さあおどれ









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筆者紹介

シバケン-いかれたNeet-

Author:シバケン-いかれたNeet-
Sex:\(`・ω・´)
Work:堕医学生
Base:新潟死期終焉都市

趣味はお散歩、特技は悪だくみ

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